一週間前からまたジュネーブにいます。

日本には5週間いたのですが、7月末に帰国してから、あまりの暑さに恐怖さえ感じました。東京都下の青梅市という山の中で、最高気温が41度にまで上がるなんて、想像したこともありませんでした。

日曜日の朝6時に起きてスーツケースに必要なものを詰め込んでいたのですが、すでに29度にまで気温が上がり、湿度も高くてすぐ汗だくになり、どうしてもジュネーブの「最高気温25度」というのが想像できず、ジュネーブに5週間滞在する間にすっかり涼しく、いや寒くなる、ということも想像は一応してみるのですがクローゼットの中にあるセーターやコートを触るのも嫌で、いったん薄手のコートをカバンに入れたものの、「いらないや」と出してしまいました。

成田からブリュッセル経由で来たのですが、ブリュッセルでは気温20度。半袖でではブルっと震えるほど寒い気温でした。かろうじて、ジャケットを手持ちカバンに入れていて助かりました。

ブリュッセルからジュネーブに飛ぶと、ジュネーブは快晴でレマン湖上空では久しぶりにきれいなモンブランが見えました。

ジュネーブに到着してから職場の同僚に聞くと、ジュネーブでも今年の最高気温は35度まで上がり、冷房が無いのでとても暑かった、とのことでした。モンブランとは「白い山」という意味で、夏でも雪に覆われているのでこの名前なのですが、「そのうちモンブランは白くなくなる」というのが人々の心配ごとです。年々暑くなり、スイスの山々の(モンブランは実はフランスですが)雪や氷河がどんどん溶けているのです。今年は北極でも30度を超えたとか。一度溶けた氷河はもう二度と凍らないので、いったいこれからどんな地球になっていくのか、私も心配です。

ジュネーブでは、いつものフランス側の村(ややこしい!)、フェルネー・ヴォルテールのアパートメントホテルに泊まっています。ホテルの受付の人も皆顔なじみだし、日本に帰っている間、日用品や服などを入れたスーツケースを預かってくれるのでとても便利なのです。

広いホテルで、裏庭には大きな木が何本も伸び、お花もきれいに咲かせてあり、屋外プールもあります。

    

 

    

 

ジュネーブでは朝の最低気温が11度から14度くらい、最高気温が20度から25度くらいです。それでも、ホテルの屋外プールで泳いでいる人たちがいるのが私には不思議です。寒くないのかなー。

サマータイムは10月末に終わるので、今の日の出は7時少し前、日の入りは20時過ぎくらいです。快適な気候です。