養殖 | geneumiのブログ

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【少数民族の楽園】

養殖


与り知らぬところで人間が養殖される。

世代濃縮を経て遺伝子は寄生的な性質を帯びる。


家畜飼料にはハナグスリを混ぜる。

羊飼いの常識。

まして生産効率優先のご時世、安全なんて二の次、売るための品質管理が大事。

良心の呵責なんて在りゃしない。


生命の尊厳よりも利益。

一個体一個体ごとの個性など眼中に無い。


東朝鮮中央集権の教育方針は子どもの養殖。

自称先進国といいながら、実は大きな差がある植民地飼育政策の要諦は養殖である。


天然日本うなぎが喰いたければ、老舗の専門店で2~3万円を支払う覚悟がいる。

それなのに、なんで大型量販店にゴロゴロ売られているのか?

あれが全部日本ウナギなら絶滅危惧種に指定される訳がない。


大量に売られているのは、大うなぎの子ども。

今はどうか知らないがウナギの回遊ルートが変わり、フィリピン南部のひなびた海岸線で大量のシラスが捕れるようになった。

かれこれ10年ほど前の話である。

余りお行儀の宜しくない日本人が大挙して押し掛け、金鉱堀ならぬ、シラス発掘がちょっとしたブームになった。

シラスに混じる日本ウナギの比率はPM0.5レベルの微細な数。

それを選り分けて日本で養殖する。

重量あたりの価値はゴールドに匹敵。

だが、ほとんどは大ウナギの稚魚。

大ウナギは成長すると2メートルくらいになるが、日本ウナギサイズになった子どもを蒲焼きにすれば差して見た目は変わらない。


ノルウェーサーモンは年間に数回、2~3回食べる程度にしなさい、と、当事国の安全管理者が言っている。

エサが相当ヤバいらしい。

アルゼンチン産も同じ。

いずれも英国の飼料会社の配合飼料。


養殖業者は量産するほど価格は安く叩かれる。

なにしろ、購入先は商社経由の大型量販店(外食チェーンやコンビニなど)。

いついつに何万トン。

商社は注文をまとめてとれるし、飼料会社は向こう数年間の生産量を予め予定できる。

先物取り引きではないが、こうやってモノの価格が決まり、関係企業の業績予測で株価が上下。

目も当てられないのが生産者と消費者である。


生産者が養殖事業を展開する海域の環境なんて誰も眼中にない。

規模が拡大するほど汚染が進み、養殖魚のために、その他の漁業資源は衰退。

儲るのは配合飼料会社だけ。

生産者も消費者も、その間の株の取引で滑ったり転んだりの投資家もお客さん。

配合飼料屋だって、そのうち巨大資本に吸収されて跡形もない。

これが養殖産業の末路。


どんなに貧乏でも天然物を食べることは可能。

ウナギなんて釣り竿もいらない。

エサも現場調達。

と、言いたいところだが、日本ウナギは絶滅危惧種である。

寄生的な大量消費者に食べ尽くされては後世に申し訳が立たない。

ウナギなんて、喰わなくても生きていける。


昔、フィリピンである人物に会った。

凄い金持ち日本人。

彼が事業を始めたわずかの間に、フィリピン特定海域の深海ザメはほぼ絶滅したと豪語する。

いわゆるサメの肝油(サプリメント用に大量に卸して大儲けしたらしい)。

そのカネでやはり、様々な日本仕様の食品生産事業を成功させている。

 「商売はこうやって大きくするのだよ」

   「へえ、凄いですね」

なんて、露ほども思わない。

こいつはなんてバカなのだろうとしか思わなかった。


何事も循環サイクルの範囲内で、連鎖を壊さないのがスマート。

都会の人口に見合う食糧生産を軸にモノゴトを考えるからおかしくなる。

では、大都市の人口をどうやって喰わせるのか?

と、心配性の人が突っ込みを入れる。

そんなもの勝手に減る。

増減は巡りの一部。


天然ものだけで地球人口を賄えないから養殖や大量生産が欠かせないのだ、と、言う人。

冗談じゃない。

では飢餓人口はなぜ減らない。

搾取プランテーションで5才からタダ同然の低賃金で働く子どもがなぜ減らない。

大型量販店全体の廃棄食糧は何万トン?

養殖や農薬農業が環境(自然循環に与えるダメージ)を金額換算したらどうなる?


飼育される人間の大量消費で環境が壊れる。

20世紀の産業経済の仕組みはその歪みなしでは成り立たない。

儲るのは一部の資本家のみ。

その他大勢は一部の資本家を儲けさせるために労働力とやらを安く買い叩かれて老化する。

だが、それだけでは済まない。


最大のデメリットは自然循環が崩れることだが、それによって、そのような環境で飼育された自覚のない子どもの遺伝子は、世代濃縮によって寄生的性質を帯びる。

つまり、自己増殖を止め、いずれ共食いをはじめるのである。


こんな仕組みを続ければ、ある時点でリセット。

そのときに、次のサイクルを生み出せる環境があればいいが、それがない地域は一気に滅びる。

生命循環が巡らない局地的崩壊はすでにあちらこちらで始っている。


一見、都会が真っ先にダメになると思われがちだが、地方のダメージがそれを上回る。

原発銀座の地方政治家の知能レベルを見よ。

中央に調教された家畜ども。

六ヶ所村の議員「原発の処理は次の世代が考えること、と、言った阿呆」のような寄生虫が人間をやっている地域が絶滅危惧地。


循環は連鎖である。

張力と斥力で成り立っている。

そこに固定的な仕組みを挟み、それを死守する寄生虫の汚い排泄物が付着すれば、動脈硬貨は必至。


養殖をすべて否定しないが、自ずと規模に限界がある。

それを超えて誂えた製品を消費するなら、消費する方に責任がある。


土用の丑のウナギは結構だが、天然日本ウナギ以外食べようとは思わない。

それが無いなら喰わなければ宜しい。


与り知らぬところで、子孫に寄生的遺伝子を濃縮する親、祖父母世代の罪は至って重い。

地球全体の危機管理から見れば、罪状はネタニヤフとそう変わらない。

共通点は自覚がないこと。

危険ドラッグを愛用するまでもなく、すでに充分にハナグスリが効いている証拠である。


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