Interlace residential complex @ Singapore | GENETO

Interlace residential complex @ Singapore

シンガポールは独立し建国してから40年程度の新しい国で、歴史的にも様々な国の植民地であったためオリジナルの建築や文化はほとんど残っていない。
その為、様々な近代建築を建てることで、観光立国であるシンガポールのブランド力を高めようとしています。
新しくてユニークとも言える建築が様々な所に建つ状況は、シンガポールが成長、発展している国家である事を証明していると感じさせられました。


OMA設計(レム・コールハース)による集合住宅”Interlace residential complex”
ケントリッジ・パークからマウント・フェーバー・パークにかけての緑化計画の一環で計画され建設中の集合住宅で、矩形のボリュームを6角形に配置し積み上げていくというものです。
敷地面積80,000平方メートル、延床面積が170,000平方メートルという巨大なプロジェクト。

GENETO-シンガポール 建築


ボリュームが積み重なることで生まれるシークエンスを利用し、各住戸からの眺望に配慮していると同時に、低層部にはプールや公園、ジョギングロードなどの共用部が設けられ、共用部分を歩いて移動することで、眺望が大きく展開して行く効果を持たせています。

GENETO-シンガポール 建築


住戸ボリュームが積み上がる事で出来る空間はダイナミックで、日頃の生活で経験するボリューム感からは逸脱しています。

GENETO-シンガポール 建築


GENETO-シンガポール 建築


GENETO-シンガポール 建築


OMAの作品を見るのはニューコート・ロスチャイルド銀行(ロンドン)とコングレスポ(リール)に次ぐ3作品目ですが、とてもダイナミックな構成で建築が作られていることが分かります。
それぞれにしっかりと考え抜かれていて、建築を設計する事とはどういう意味があるのだろうと、毎回考えさせられます。
今回の集合住宅にはファサードという概念ではなく、もう少し大きな計画により作り出されるボリュームによる構成が面白い建築であるという印象を受けました。
この空間を体験することで、更に建築の豊かさについて気付かされる事があるのではないかと想像させられました。


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山中コ~ジ




//// GENETOで家を建てること vol.1 ////

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