『ハーフェズ　ペルシャの詩』レビュー

コーランの暗唱者"ハーフェズ"と、対立学派の偉い人の娘・ナバート（麻生久美子）の愛し合いながらも結ばれることのできない２人の恋愛ドラマ。

宗教が障害となり、恋愛が自由にできない環境を目の当たりにして、日本に生まれてよかったとさえ考えさせられました。

劇中コーランが度々唱えられるのですが、話し言葉まで歌のようで、素敵でした。

素敵と言えば、麻生久美子のスッピンと衣装も！衣装はイラン南部の民族衣装のようです。
とても華やかです。スッピンには驚きです。

正直、こんなにも日本人顔の麻生久美子がイラン人を・・？と懐疑的だったけども、公式サイトのイベントレポート 読んで、スッキリしましたw

エンドクレジット見ていて驚いたのは、監督が脚本も編集も美術も衣装も多岐に渡って携わっていること。すごい多才。

 映画鑑賞日：2月28日（木）
カチンコ劇場：東京都写真美術館ホール（190席）
（整理番号順、全席自由。横に広い、列は少なめ）
チケット学割：1500円

『ハーフェズ　ペルシャの詩』
監督：アボルファズル・ジャリリ
出演：麻生久美子／メヒディ・モラディ
配給：ビターズ・エンド
製作年：2007年
製作国：イラン=日本
公式サイト