チャンネルNECOでO.A.された『ユメ十夜』の「第十夜」のみ鑑賞。

高校の現国の授業で、題材として扱って、先生が猛烈に「第一夜」を「美しい!」と大絶賛していたので、とても印象に残っていて、それ以来『夢十夜』とても好き。

何より文庫本で一緒に載っているのが『文鳥』という作品で、文鳥好きの私にとってはヨダレものの一品ですw なんて美しい装丁!!

文鳥・夢十夜/夏目 漱石
¥420
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☆原作
『夢十夜』夏目漱石著/1908年(明治41年)
青空文庫で無料で読むことができます。

☆ストーリー(引用元:シネマトピックス)
「第十夜」
町一番の色男・庄太郎は、美女に目がないが、ブスは死んで当然と思っている非道な男。そんな庄太郎が、死にそうになって帰ってくる。庄太郎の話はこうだ。数日前、目の覚めるような美女よし乃について行くと、なぜか「豚丼」しかない食堂に案内された。あまりの旨さに、豚丼を次々とたいらげる庄太郎だったが、その作り方は、世にもおぞましいものだった。やがて、よし乃が本来の姿を現す…。監督がリスペクトする漫画家、漫☆画太郎脚色の怪作。


yume matsuken


☆感想駄文
のっけっから、今日本で最も勢いのある俳優だと思われる松山ケンイチは雄大色に染まっているのには、多いに笑わせてもらった!

血!内蔵!ゲロ!さすが、漫☆画太郎脚色。やってのけた松ケンもナイス。

公式サイト内のインタビューの中で監督が「(略)…10分間に、どれだけ“おもしろいシーン”だけを詰め込めるか、を目標にしました。こういうことは、通常の長編映画ではできないので。長編ではできないことをしたかったんです。」と言っていて、確かに自分は10分間笑いっぱなしだったので、相変わらずハマっているようだと再確認。

この前日に、NTVで放映していた『DEATH NOTE後編』を観て、松ケンが美男であることをやっと認められるようになったので、町一番の色男も公開時は受け入れられなかったものの、今回はすんなり納得できました。

☆関連サイト
公式サイト
公式サイト内「舞台挨拶」山口監督多数登場。

☆関連書籍
『板尾日記2』 板尾創路著


夢十夜 海賊版』という映画も公開されていたとは、知らなかった。
この決着は一体どうなったのかしら?DVDないのかなぁ…

それにしても、情報化社会ってすごい。過去の作品のあらゆるデータがしっかり残っているんだもん。
便利な時代だ。探して、どの情報が自分にとって必要なのか選別するのが一苦労だけど。

ユメ十夜
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