今年もマイペースに読書してる。
毎度ながらジャンルを問わずの乱読である。
そんな中で、昨夜読了した一冊が印象深かったので記してみる。
それは、こんな一冊。
近畿地方のある場所について
という名の一冊。
ネットで話題になってたので、買って読んでみた感じ。
あまり得意では無いホラーものだ。
しかしこれがなかなか斬新な構成で楽しめるものになってた。
メタフィクションというのか、所謂モキュメンタリーというのか、そういう作りになっていて、
まあちょっとあまり楽しくはない内容なんだけど、そこが面白いという矛盾を楽しむ感じ(笑)
そしてオーラス、巻末に”取材資料”なるものが添付されていた。
これが袋とじ。
袋とじって時点で『やべーヤツだ』というのが解るから、覚悟して開いてみたんだけど、
覚悟してても一瞬、背筋に嫌なモノが駆け抜けていった・・・
すごいインパクトだったと同時に、300頁に及ぶモキュメンタリー部分は全てこのための前振りじゃなかったのかと、
そう思えるくらいのインパクトだった。
たまにはこういう毛色の違ったものを読んでみるのもいいね