小説 いのちの風
高杉良さんの作品
「いのちの風」という本を読みました。
この小説の舞台は、
生保業界です。
主人公は、
もともと商社にいたのですが、
保険会社の社長を務める父の誘いにより、
父の会社に転職します。
転職後は、
幾多の成功を収め、
法人営業部を設 立した後に
役員に就任するのですが、
この頃に体を壊してしまい、
入院してしまいました。
一度は退院したものの
そして、再入院
ついには、他界してしまいます。
ありきたりな意見ですが、
やはり・・・
働きすぎてはいけない。
健康を害するほど働くのは、
いかがなものでしょうか?
小説 指名解雇
今日は、高杉良さんの作品
「指名解雇」
の感想を書きます。
この小説のあらすじは、
家電メーカーのエンパイアが
人員削減のために
人事での評価がD、Eのランクの管理職を辞めさせようと
密かに指名解雇を行っていたのですが、
そのことが外部に漏れて
マスコミのバッシング、
労働組合の反発、
さらには、内定の出ていた学生からの入社拒否などの
あまりの反応の悪さに
結局、指名解雇は中止になった。
結果として、
会社は、大きくイメージダウンしたのですが、
そ のことに対して
経営陣は、
誰一人として責任を取らなかった。
そのことに不満を持った
主人公の木下は、
エンパイアを辞めて、
知人の会社に転職する
というところで、
この小説は終わります。
実はこの小説は、
ある家電メーカーがモデルとなっているそうです。
乗っ取り指令
江波戸哲夫さんの小説
「乗っ取り指令」
を読みました。
この小説の舞台は、流通業界。
大手スーパー「ドライブ」の社長、二本柳は、
その勢力を拡大しようと
関東圏を中心とする中堅スーパー「白梅」
の乗っ取りを部下の平尾に命じる。
平尾は、
まず手始めに店舗の視察から始めた。
次に、白梅のパートの女と関係を持ち、
白梅の情報を収集し、その結果、
A店を乗っ取りのターゲットとした。
そして、
白梅A店、店長の鈴村を
スキャンダルを手玉に取り、脅しにかかった。
中傷ビラをばらまくなどして嫌がらせ工作もした。
しかし、
平尾がなんとかA店をモノにしようと
あくせくしているうちに
いつの間にか、
二本柳の拡大戦略は、
乗っ取りを主とするダーティーな強硬路線から、
対話を主とするクリーンな柔軟路線へ転じていた。
そんな、スーパー「ドライブ」には、
平尾はもはや必要の無い人物であった。
クリーンな路線で行く以上、
ダーティーなことをする奴などいらなくなるのは当然である。
そのことは、
二本柳の態度の微妙な変化から、
平尾は、うすうす気づいてはいた。
「まさか、自分はもう必要とされていないのではないか」と。
でも、
それを確信したときには、
もう後の祭りであった・・・。
という話です。
二本柳に翻弄された平尾。
なんだか少し哀れでした。
店舗拡大に奮闘したのに
いつの間にか
用済みになっていたとは・・・。
大学の作り方がわかるかも!?
━━本の紹介━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆小説 「虚構大学」
◆著者: 清水一行
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この小説では、
京都に自由経済大学を設立するために、
主人公の千田が東奔西走する。
これを読むと、
学校を作るのって・・・
相当に大変だ。
ということがよくわかる。
主人公は、
鳥取の倉吉で、
高校の経営をしていたのだが、
「学校をひとつ作ってくれないかと」
と声が掛かった。
これに応じた千田は
まず、学長として、
元京大理学部教授の天野を学長に迎えた(この人は曲者だったのだが・・・)
次に、キャンパスを立てる場所を見つけるのだが、
これには、一苦労(役所や政治家と折衝する)。
さらに、文部省に設置認可申請書などの書類の提出、
銀行に金銭の工面をしたり、
生徒集めにも奔走。
などなど。
ともかくも、学校は、
設立できたとしても、
生徒が集まらないと話にならんのです。(商売ですからね)
ここはかなり重要なとこで、
金が集まらないと、
経営できませんからね。
さて、この自由経済大学には
生徒は集まったのでしょうか?
