【レポートの書き方(業務日誌編)】
溢れんばかりの業務量が存在するプロダクト事業。
モノづくりには予期せぬ出来事が満載だ。
結果、僕らの毎日はとても目まぐるしい。
上司は、状況を把握するのに手一杯だ。
というか、状況把握に漏れが生じている。
この状態はよくない。
こんな時に威力を発揮するのが、レポート(業務日誌)だ。
基本に忠実なのが最もよい。
基本に忠実とは、
部下が、ササッと用意できて、
上司が、パッと確認できること。
これが決まった時間に状況を把握し、
レポートを継続させる唯一にして最良の策なのだ。
そして、上司にとって最も肝心なのことが、
重要事項と問題事項を確実に把握することだ。
その機能をレポートの書式に組み込めばいい。
全体の構成はこうだ。
1.業務の進捗報告
計画や予定通りなのか、遅れたのか、前倒しなのか、
遅れた場合、どうリカバリーするのか?
それだけあればいい。
だから今日やったことすべてを記述する必要はない。
上司が知りたいのは、カギとなる情報のみなのだ。
これを事前に伝えておかないとレポートを書くことが部下の仕事となってしまう。
2.表面化してきた課題
何気ない一言がベスト。
3.状況を改善するようなアイデア
軽い気持ちのアイデアで十分だ。
問題を解決しようと力む必要はない。
4.達成できた成果
これは達成できた事柄ではなく、「成果」を記述すること。
よく勘違いしている者がいる。
5.予期せぬ出来事(アクシデント)
突然降って沸いてきた仕事。
これは急ぎかクレームか誰かの尻拭い系の仕事に他ならない。
そして、もちろん発生した問題を記述する。
ここにおけるモレは許されない。
6.予定になかった明日の確定業務
主に急ぎのリカバリー業務や予期せず発生した業務がここに入る。
こんな感じのレポートが箇条書きであれば十分なのだ。
さて、近く導入かな!?
