株式会社ジェニシス 田所秀貞 です。
ハガキによるリコール率は、おそらく20~30% 程度ではないでしょうか?
しかも、担当の衛生士がコメントを入れたり、月ごとのハガキ管理をしたりなど、けっこう手間もかかりますね。健康意識のアンケートによると「定期的な健診やチェックを受けたい」という人は毎年増加しています。
ハガキが来たときに、「行かなきゃなぁ。行ったほうがいいよなぁ。」と思うのですが、電話をして予約をするのが面倒で、ついつい後回しになって、半年に1回ではなく1年に1回になってしまう。。。
これは歯科医院の経営にとっても、患者さんの口腔環境にとっても良いことではないですよね。
そこで、今回は歯科医院の経営を安定させる「歯科医院のリコール率を80%にする方法」をお届けします。
■目次
・仮予約のおすすめ
・徹底した予約日のおしらせ
・まとめ
●仮予約のおすすめ
カンタンすぎて拍子ぬけしないでください。
リコール率を80%にする方法とは、実は「仮予約をとって帰ってもらうこと」なんです。
これはコロンブスの卵です。患者さんは「そんな先の予定はわからないよ」と言いつつ、自分で決めた予約にはきちんと来院してくれる場合のほうが多いのです。
ここで重要なポイントは、必ず「予約確認の連絡をする」という前提つきで、仮予約をお勧めすることです。受付ではこのようにお勧めしてください。
「○○さん、また3か月後にお口の状態を見せていただきたいのですが、仮という形でだいたいの日にちを決めておきましょうね。その日の1週間前にご連絡(メールまたは電話)が届きますから、もし都合が悪かったら電話でお取り直しをしてください。」
このようにお勧めすることで、多くの人は予約をとっていかれます。そしてリコール率がグッと上がり経営も安定してきます。
●徹底した予約日のおしらせ
予約をとった患者さんには、徹底して「予約日のお知らせ」をすることが大切です。これがあって初めて3ヶ月先や6ヶ月先の予約を取る気になるからです。
予約の1週間前、1日前など、複数回連絡することがポイントです。ハガキでは作成・管理・送付作業が煩雑ですから、電話やメールでの連絡ということになるかと思います。いずれにしても大変な作業ですが、こうした地道な努力がリコール率の増加に繋がります。
■まとめ
当たり前のことばかりかもしれませんが、こうした努力の結果、リコール率92%を達成した医院様もあります。
かといって、ただでさえ日々忙しいのに、また仕事が増えるなんて。。。とお嘆きの方。IT技術が皆さんの労力を肩代わりしてくれます。当社は、20年以上IT技術を磨き、また10年以上多くの歯科医院様のご相談にのってきました。IT技術を活用して、リコール率を上げたいとご希望でしたら、是非ご相談くださいませ。