この話題ばかりですが、釈放の判断に非難続きですが・・・いや、確かに私も釈放なんかすんなよと思うのですが。


なんと言えば良いか、、、、正義や正論ってどこにあるんでしょうね。


中国人の漁師を釈放して全方位から批判されている菅氏は何と言ったかというと

「検察がやった」と。

仙谷もそんなことを言っていたはず。つまり、政府の判断と違いますねんと言いたげです。


野党の人らと石原慎太郎は口を揃えて「言語道断!」と。


ええええええっと、菅、仙谷他閣僚の声は保身、野党の声は政権批判にしか聞こえへんのですわ。


誰か言うたれよと思います。


「両政府がどう言おうと、これは事実上の外交問題だ。だから、当然、日本政府がこの件に関与している前提で話をするけど・・・・・政府対応としては仕方が無かった面もある。しかし、このタイミングで釈放は熟慮された結果とは思えない。菅さん、ええ加減なことしたらあかんよ。邦人拘束の件については、政府間で取引されているか。今後の正常化についてはプランを持っているか。日本の国益を守るために死力を尽くせ。」


私が言いたいのは、実務として釈放→和解の方向で決めたんなら、最後までしっかり舵切れよということです。釈放の件について批判されるのは仕方無い。それが日本人、日本企業にとってメリットがあったという判断だろうが、それはそれで良い。


どっちの判断していても、反対世論が起きているに決まっているんですよ。


先日の党首選で無残に敗れ去った小沢氏の信者連中、これにはもちろんマスコミ関係も含まれるんですが、政権を危ぶむ声、みたいなものを真顔で語っていますよ。こういう人らは、国のことをどう考えているのかわかりませんが、またもや世論の方向性を下らん権力闘争に仕向けるように作用しているんです。あ、マスコミがです。それが、不毛だということをわかってやっているならまだしも、知ったような顔をしてアホ丸出しの政権危機を語りだすから、妙に違和感ありますね。


なんですぐに政権の話になるねん、と。この国はえらい病気にかかっていますね。


一年前の衆院選挙の時、外交問題がどれほど問題になったか。民主党政権になった時の外交能力をどれだけ重視していたでしょうか。外交問題、特に中国の問題についてはとっくの昔から大問題なのに、ですよ。それで選ばれたのが民主党ですわ。


この事件にしてこの結果は、私にしたら想像するに容易です。何故なら、今の日本にとってはこうするしか無いのですから。つまり、政権についてあれこれに議論が直結することは、ナンセンスです。ただ、自民党なら”裏”はあったかなと思いますけどね。そういう意味では、自民の方が達者だと思います。それにしたって、根本的解決になりませんがね。


前に書きました、軍備増強の考えはひとつの国を強くするアイデアです。古いですけどね。もし、もっと素晴らしい合理的な方法があるなら良いんですがね<環境大国になる?自衛隊すら放棄?それで中国に偉そうにされないで済みますか?>。


例えば、いかに強い外交が出来るようになるかとか、領土の侵略をこころみる中国打倒の方法、そういうことをこれを機会に日本中で議論することですね。議論が成熟していかないと、まともな世論も生まれない。この国の病気を克服しないと。健全な議論(=国益を守る、増やす方法論)がなされた状態で実施される国政選挙でないと、これからはいけませんよね。


それにしても、鳩山ってあれはなんという生き物なんですかね。

「自分なら温首相とのホットラインがあるからなんとかできた」

みたいなことを公で発言したとか。じゃあ、すぐやれよと言いたいですね。日本の政治家、総理大臣にもなるような人物がこの体たらくです。いつまで権力闘争ゲームで遊んでるんだ。いったい国を何だと思っているんだよ。国のために働くことが出来ないなら、即刻国会議員を辞職し、市民運動家にでも転身すれば良いのです。


発言に命をかけない政治家ばかりのこの国。これじゃあ民衆も変わらない。亡国の道を歩んでいるのではないだろうかと、真剣に危機を感じてきましたね。

尖閣の問題。船長が釈放されました。


TV局が街頭でのインタビューを紹介。「納得いかない」という声が数多く流れました。

また、野党の議員からも対応について批判的な意見が続出しています。


一方で、外交的判断としては「やむを得ず」とする意見も当然あるはずです。

あまり報道では流されていないですが、これ以上の関係悪化は不利であるという考えでしょう。


心情では納得いかないながらも、仕方ないと思わざるを得ない状況。

これが今の日本なのです。


一連の流れを一口に政治判断とするなら、まずかっただろうことは確かにあります。


そもそも、今回の件での外交上のゴールをどこに設定していたのかは、ちょっと明確ではないですね。一事件として粛々と対応しただけだ。これは正論だと思います。

しかし、明らかに中国は”戦争”を仕掛けてきていたわけで、それに対してどうしようとしていたか。結果としてはその戦いを避ける方向で対処しそれが釈放なのだと、こういうことでしょうが、それなら大局的な判断が遅すぎるように思いますね。どうせ釈放するなら、菅氏がNYに行く前にするべきではなかったでしょうか。


思うに、懸念すべきはそんな政権の対応などではありません。文句を言っている日本の政治家連中の誰がやっても似たような対応しか出来なかったでしょう。石原慎太郎が総理大臣だったら中国は大人しかったでしょうか。私はそうは思えません。まあ少なくとも前総理が提唱した「友愛」などはクソであったということははっきりとしましたがね。


我々国民は日本という国体そのものが中国に蔑まれ、国際世論を味方につけることにもなく、外交の場で敗れ去るという現実を直視する必要があります。原因は日本が弱いからです。


日本の弱さを議論するとき、誤解が生まれがちです。よく、外交の場で強い意見が言えるかどうかが取り沙汰されたりしますが、そんなものは結果論に過ぎません。そこだけにいくら焦点をあてて話し合っても、この先、日本が外交の場で眩いばかりの存在感を示す日などは永遠に来ることはないのです。政治家の人間性ごときの問題じゃないんですよ。


実務としての結論。日本は経済に見合うだけの軍事力を保持し、口先ではない断固たる対応を即時にとれる体制を早急に構築すること。残念ながらこの必要性が、今回の一件で決定的になりました。


中国が急激に発言権を増している背景には、経済大国に成り上がったという要因と、それに伴う軍備の拡大があるのは明白です。GDP世界2位であり、軍事費も世界2位ですよ。そして核ミサイル保有。インドや韓国などいわゆる新興国がこのやり方に習い、着々と軍事力拡大の方向に動いています。つまり、軍事力により国力を上げる、国際的な発言力を上げるという使い古されたモデルが中国によって、またもや確立されてしまったわけです。


戦争放棄、平和主義、日米安保条約・・・これらの上にあぐらをかいて、軍事から目をそむけ続けて今があります。つまり、中国からの侮辱。そしてこの先、国益が損失する可能性も十分にあるのです。


中国ははっきりしています。外交の問題は理屈がどうであろうが力で制圧することが全てなのだと。軍事力世界2位の国で、そして先進国のような国際的視点に立った全体主義的思想のかけらもない中国政府がこれを言っているのですから、もう逃げることは許されないのですよ。


日本の将来、しかもそこそこ近い将来のために、国民は、覚悟を決めなければいけない局面が来たのだと、そう感じています。

菅氏は今日、国際舞台へのデビューとあいなりました。


そしてお得意の「最小不幸社会節」を熱演。

発言内容には特に異論ないのですが「最小不幸社会の実現」という表現には違和感を感じずにはいられないのです。


日本の政治家のトップが発言するからでしょうか。

自分が儲けた金を、なかば強制的に「不幸」な人にあげなさい、的な妄想にかられてしまいます。


誰しも儲けることは大変なことだと言いながら、本当に苦労して頑張る人というのは限られてきます。何故なら実際には想像以上に大変なことが多いからで、途中であきらめてしまうのでしょう。もちろん、幸運にして労せず大金を儲けてしまう人がいるのも事実ですが、これは瞬時の幸運がもらたすものであって、継続性はありません。


それでも頑張って達成しようと努力する人。そしてやっとお金を儲けることが出来るようになった人。そんな人にとって「最小不幸社会」がどうのこうのと言われても、そんなもん個人領域の趣向性の話だろ、としか思えないのです。金銭的、時間的に余裕がある人が個人の判断で慈善事業なり献金なりする、そういう話でしょ、と。


不幸極まりない環境を脱するために忍耐と努力でつかんだそれなりに裕福な暮らしを、何故、中途であきらめて環境に溺れていった者も含まれるだろう「不幸」な連中のために差し出さなければならないのかなあ。


これが私の誤解であることを祈りますが、もしもそれに近いような話だとすれば、日本人は将来、人民服を着ることになるでしょう。努力なんか誰もしなくなりますよ。


まあ、それでも世界を見渡せば、不幸な国家とその子供らは存在するわけで、そういう人たちが安心で衛生的な社会で暮らすことが出来るように、将来的にそういう日を迎えることが出来るように、協力していくというのは素晴らしいことではあります。政策、法令のレベルではなく、個人がそういうことに目を向けて手を取り合う世界の実現。これこそが究極なんだろうなと思います。


日本に関して言えば、努力が結実する国家であればと思います。これは、われわれ大人の責任ですよ。

今は不幸でも努力すれば幸運が訪れるんだと、そういう可能性を誰もが信じることが出来る国にすることが、将来の繁栄につながるのではないかと思います。


日本で「最小不幸」を目指してどうするんだという話です。


関係が悪化している中国人たちを見てください。彼らは頑張れば金持ちになれると盲目的に信じてとても努力をしていますよ。残念ながら中国共産党の優秀さを認めなければいけないかも知れませんね。