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昨日リサイクルショップにて購入した膨らむアンパンマン。胴体に穴が空いていて徐々に身体がしぼむ仕様です。

まぁ予想はしてたけど、そのまま売る客も客なら、商品として検品しない店も店です。
これくらいならすぐに直せるだろうに。


ということで、今回は前の記事で紹介したアルフレッドサージェントの革靴の修理について。

革靴持つ人には役立つ記事になる予定なので、
私の個人のブログだけでなく、
この読書会ブログにも載せますね。
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たしか…コレは買った当時、ステインリムーバーで古いクリームを落として露わになった傷(風穴)です。

大好きなサージェント(のEPSONだったはず)+見た目の凛々しさに惹かれて買ったけれど、こんな傷があるとは聞いていないし、

商品説明にもなかったので騙された感と落胆が普通でありませんでした。
かといって手を付けた後だから返品も出来ないし。

そういう気持ちの半面、先人の知恵を貸りれば直せるだろ…と思いながら修理にかかりました。

ただ、
あの時の私は革の構造を理解してなかった。
それが後になってとんでもねぇ失敗に繋がってしまいます。

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画像はホクレンホームセンターさんから拝借しました。

大別すると革は表皮と真皮層、皮下組織の三種類で構成されていて、
私の革靴は表側の銀面が出ている作りなんです。
コレがスウェードだったら内側を利用しているということ。

コレをちゃんと理解していなかった…もう常識を疑う話ですが、

(大丈夫革はメッキと違うから削っても大丈夫)なんて謎の根拠を元に、削りまくりました。




つまり、銀面を削りまくったわけです。
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革靴大好きな方からは、ぶち殺されるか、
それか失神するような写真でしょう。
一番恐ろしくなったのは私です。

この体験で思い出したのは、隠れたイギリス紳士であるローワン・アトキンソン主演の映画『ビーン』でした。ミスタービーンで有名ですね。
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あの方、コメディアンでない時の表情はすごくカッコいいんですよ。知的で近寄りがたい雰囲気あります。正統派の英国紳士です。


あの映画で、美術館に展示されていたホイッスラーの『母の肖像』にビーンが鼻水飛ばしてしまいましたね。
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鼻水飛ばして拭いたらハンカチについてたインクがついてしまい、インクを落とすためにシンナー使ったら顔がメチャクチャになりましたね。

あのどうにもならないけど拭かずにはいられない、しかし、拭けば拭くほど取り返しがつかない状況を疑似体験しました。


前に「ボンドか何かで傷埋めたんですかね?」とかなんとか私言ってましたね。アレ違いますね。

既に買った時に銀面がなくなっていて、網様層が露出していたんです。

そこに私が「トドメー!!」と言わんばかりに削りまくったわけです。

でも大丈夫。ちゃんと直しました。
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アドカラーという、絵の具のようなものを傷口に塗りこむ修正方法をネットで見つけました。

中身はほぼ絵の具と同じような使い心地。
一本200円ほど。
アドカラー同士を混ぜて色を調整することも可能です。

今回は黒の革靴だったので混ぜて使うことはしませんでした。

また、アドベースという…深い傷用のものもあるそうですが、

クリームのノリが悪いという言葉を見かけたので買わずにアドカラー一本で修正を試みました。


カカトの傷の修正過程を写真に収めるべきでしたが、当時は全くそんな余裕がありませんでしたので、完成後の写真しかありません。

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酷いですね。中心部なんてブサブサです。

いったい誰がこんなことを。


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ここまでになりました。滑かに直したので光の屈折も均一で鏡面になっています。
ワックス塗ったってこともありますが。


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他の写真もありましたが、殆ど何処に傷があったかわかりません。

所要時間は90分ほど。映画見ながら頑張りました。

色々ご参考に供したいコツはありますが、
第一に、銀面は結構薄い気がするのでサンドペーパーは粗いのは絶対使わない方が良いです。

私が粗いというのは800番から下。
1000番も実はちょっと危険な気がします。

アドカラーを傷の上に塗り(というよりのせるの方が正しい。)1500番以上のヤスリで調整した方が失敗しません。



何処かのサイトで書いていましたが、下地を作るために傷を削るとありました。

それは一理ありますが、アドカラーだけでなんとかした方が良い気もします。アドカラーは削っても足せますが、革靴はそうじゃないので。

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この記事のためにもう一つの目立つ傷も修正しました。

トゥの光が当たっているとこに変なゴミみたいなのが見えますよね。

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ステインリムーバーでハイシャインを落とした写真です。こうして見ると目立ちますよね。


アドカラーはこういう傷を埋めるために、ごく僅かに、ちょっとだけ傷にのせて後は周囲と同化させれば良いのです。

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この写真は失敗例に近いものです。指で塗ると指紋がついてしまい、この指紋を取るためにサンドペーパーで削る回数が多くなってしまいます。

また、やってみるとお分かりになるかと思いますが、アドカラーを塗った端と塗っていない境目が厚いと、同化させることに苦労しますし、

余計削らないといけません。
そこで800番、1000番使ったら終わりですよ。
終わりの始まりですよ。

いくらやっても均一にならず、
銀面が徐々に失われ、網様層とこんにちは!なんて事にならないように。

私としては、アドカラーを塗ったら、何もついていない指で塗った端をさっとボカす、つまり広げてしまえば良いと思います。
飽くまで指でやる場合は、ですが。

1500か2000で整えたら、それ以上の研磨フィルムを使うのも手です。アドカラーを塗ったところは半ばサイボーグ化しています。

4000番、8000番、10000番と研磨すれば何もしなくてもハイシャインになります。


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サンドペーパーをかけてしまうと、どんな目が細かくても白くなりますなら、シュークリームで補色すると良いです。それで解決します。

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こんなところです。先に言った通り、私は黒でしか修理してませんし、
塗ったところは革ではなくなるのでちょっと複雑ですが、傷のままよりマシでしょう。

靴紐を変えましたが、
黒と青は相性が良いと思います。ゴッホの絵に『夜のカフェテラス』ってありますよね。
あの夜空は黒色を使わず青色で描かれているくらい類似性があります。





一応、今年で2016年終わりですが、出来ることなら年の瀬とか新年って概念がない方が私にとって精神衛生上好ましいです。

明日になれば新しい年になって、
2016年は去年っていう括りに入り、

1日、1日と過ぎる度に遠い過去になってしまいます。今は2015年は去年だけど明日には一昨年。

どんどん過去が積み重なって「この年はこうだった、あの年はああだった」と昔懐かしい過去が出来上がってしまいます。

楽しかった思い出でも、いつか全ては遠い過去になるんですよね。

過去の似た体験や、匂い、音に誘発されていつかパッと思い出してしまう。
切なくて新年迎える前に死にそうです。
年の瀬は辛い。