次に録音に合わせて吹いてみよう。そのままだとスピードが速すぎるので、アプリを使って速度を半分にすることをお勧めする。僕が使っているのは「Amazing Slow Downer」というアプリである。

 

 すべてを間違いなく吹けるまで練習する必要はない。それよりも、ソロの流れやフレーズに親しんでほしい。難しいフレーズは録音を止めて、自分の速度で練習してもよい。少し練習したら、録音に合わせて歌ってみるのもよい練習になる。

 

 もちろん暗譜して元のテンポで演奏できるのであれば、そこまで練習するのが理想だが、ここを目標にするのはハードルが高すぎることが多い(僕自身もそこまではやらない)。譜面を見ながら少し演奏でき、ソロをだいたい口づさめるようになったら先に進んでほしい。