コード(アルペジオ)については、楽譜を見ながら暗記する。アルト(Eb)とテナー/ソプラノ(Bb)のコードをそれぞれ書いておく。「Cool Struttin’」のキーはFだが、サックスで演奏する場合には移調が必要となり、アルトはD、テナー/ソプラノはGとなる。

 

 8小節目はマイナーのII-V、9~10小節目はメジャーのII-Vとなっている。11~12小節目はI-VI-II-Vという、これも頻出するコード転回である。アルペジオを練習することで、コード転回を身体が覚える。「次のコードは何か」と頭で考えるのではなく、自然と次のコードが演奏できるようになるまで練習してほしい。