Ph1;CyAを服用している人で食前指示が出ていても食後に服用している人がいます。食事の影響はAUCに15%程度しか影響がないので、血中濃度をみてフォローしています。
Ph2;CyAは何処のポイントを測っているの![]()
Ph1;何処って?・・・・・![]()
Ph2;トラフかC2か別のポイントかだけど、測定値をどうやって評価しているの?![]()
Ph1;良く分かりません・・・?![]()
Ph2:大事な薬なので、採血意義を理解しておかないと意味がないね![]()
Ph3;膠原病内科ではC2とトラフ値を両方採血しています。
(^^)/コメント;膠原病内科ではC2モニタリングをしているのは珍しいね。
データをしっかりとって有用性を評価できるとよいですね
CyAのカルシニューリン阻害作用は血中濃度に反応しているため、ピーク濃度が高い場合には効果が期待されることと、吸収プロファイルに個人差があるため、腎移植ではAUCモニタリングが推奨されています。AUC0-4をC2から推定する方法が良く知られていますね。MPEC(micro-emulsion pre-concentrate)製剤になって吸収プロファイルは大分改善されているけれど、まだPoor Absorber、delayed Absorberがいるので、食前指示なのに食後に飲んでいる場合には、更に悪くなる場合があるから、吸収プロファイルを確認してから対応するのが良いね。
もしトラフのみモニタリングしているのであればあまり変動はないかもしれないし、吸収プロファイルは見れていないことになるからね。それらを総合的に判断してください。
ちなみにCyAとFK506のPKの違いはモニタリングポイントに影響していて、FKはトラフとピークの幅がCyA程大きくなく、ピークのAUCへの寄与率が低いこと、そのことが影響しているかもしれないけど、濃度依存的なカルシニューリン阻害がないことからピークモニタリングがされないんだね。
薬の使い方のコツを理解して、患者に良い治療を還元できるようにヨロシクネ!![]()