少しだけお付き合い下さい。
私の職務経歴で一番長いのは大学卒業から12年間働かせてもらった法人向け不動産コンサルティング会社です。
入社当初は日本的な会社でしたが、今や完全な外資系となり、優秀な方々が現在も最前線で頑張っています。厳しく、そして温かく私を鍛えてくれた多くの先輩、上司。また、様々な研修の機会を与えてくれたり、若輩にも関わらず、責任者に抜擢してくれた会社。そして父親と同じ位の年齢の取引先やステークホルダーの方々に教えられ、助けられ、協働し、それなりの結果を持って会社にも貢献し、街のための仕事も行いました。
当り前ですが、仕事には真摯に取り組んだ結果、縁とタイミングに恵まれ、地方都市でプロサッカークラブを立ち上げる、というプロジェクトを任されるに至りました。
そこでも苦楽・・・苦しい事の方が圧倒的に多くはありましたが、心で繋がる人たちと一緒にゼロから1を生み出すという、普通のサラリーマンでは恐らく体験できなかったであろう様々な経験をさせてもらいました。その街を好きになったのはその街の人たちが素敵だったからで、その街のために自分が出来る事を考えた結果、初めての業界に飛びこむ決心がついたのです。
そしてそのご縁でプロサッカークラブで働く事となり、そこでまた多くファン・サポーターの方との素敵な出会いがあり、日本一になるその前日に結論と出すものを提出し、その後、生涯の仕事として今の会社を選択し、今日に至ります。
私の骨格は大卒以来長く務めた一般企業にあります。ここでシゴト観や世間の常識を教えて貰ったといっても過言ではありませんし、今でも多くの方々とお付き合いが続いています。
たまたま、6年ほどいたサッカー界。オープンマインド、勝ち続ける事の難しさや勝利する喜びなどこれまたたくさんの事を教えて貰いました。
でも、この世界は通常の世界ではあり得ない非常識や明らかに間違った事、一般世間からみると完全におかしな事がまかり通る世界でもありました。これは自分が直接体験したからこそ感じる訳でもあり、感じた矛盾や違和感を「黙って墓場まで持っていく」という必要性、必然性を感じません。自分には向かない、我慢できないと思ったからその世界から離れたまで、ですし。
これからも自分の感性で書きたいと思う事を書きますし、自分の言葉で語ります。私を知る人、携わった事がある人にも様々な方がいらっしゃり、感じ取り方もそれぞれの感性です。上記に書き連ねたように行政の兼業時代も入れると4つの職種を経験している訳ですからどの事を書いているのか判らない場合も多いかと思います。
それでも宜しければたまに覗いてみて下さい(笑)
では。