いえ、リーグ戦の成績ではなく。
ここ数年来、私が知る限りではJリーグの各クラブの1試合平均来場者数はこんな順位です。↓
1位:浦和レッズ
2位:アルビレックス新潟
3位:FC東京
4位:横浜Fマリノス
FC東京も発足以来一定時期までは右肩上がりで来場者数を増やしてきましたが、ここ数年は停滞気味で微増に留まっています。しかしながら、減少傾向にある各クラブの中では健闘している、とも言えます。某チームは試合前のイベントは行いません。それは「サッカーを観戦しに来てもらう」というコンセプトがあるから。某クラブの場合は、これでもか、という位ホームゲームにイベントを開催し、スタッフの労力、コストを割いています。これが、集客に直結しているのなら問題なし。
ここで疑問符が付きます。
じゃあ、そのイベント目当てで来場している人はどれ位いるのか、と。また、ある人はイベントを行う事でスタジアムの雰囲気が良くなったり、楽しく過ごしてもらえるから必要、とも言います。いや、否定しませんし大いに結構。ただし、それがルーチンワークになっていなければの話。毎年やってきたから・・・という理由で行っているのでなければ。もしかしたら、イベントをしない事で、来場者が減ったらどうするんだ!という感覚に陥っているのかもしれません。
資金が潤沢な状況であれば良いでしょうし、雰囲気は必要でしょう、絶対に。特に子を持つ親は、何かしらの理由があれば子供をスタジアムに連れていくきっかけにもなるし言い訳にもなる(笑)でも、イベント開催の為に限られた時間、労力(人間)を使うのであれば、チケットセールスやスポンサー営業などに注力する、という方法もあるのでは?
イベントを作る仕事って楽しいですよね。チケットを売る仕事と比較したらどっちがやりたいですか?答えはそういう事です。
そしてようやく本題。(前置きが長くてすみません・・・)
中村俊輔、というイベントを手に入れたマリノスの集客は好調です。マリノスのサポーターさんは無論、過去にスタジアムに通っていたけど最近ご無沙汰で・・・とか、日本代表の試合は観に行くけど、Jリーグはね・・・とか、サッカーに詳しくない方々でも(この層の方々が動く事が重要)一度、観に行ってみるか、となる訳です。中村選手をイベント、と表現しましたがマーケティング上の話です。こんな素晴らしい技術(と経験)をもった選手、「いない」ですよね。実際、マリノスはHGで32,000人、35,000人を集客している訳です。しかも面白いサッカーをしていますよね。
来場者数3位のFC東京。
コアなサポーターやファンの方々の献身的な支援は感動すら覚えます。毎年恒例のSOCIO知人友人招待以外でも、常時仲間を誘ってスタジアムに来てくれている人をたくさん知っています。2位のアルビレックスの来場者数がいくら減ってきているとはいえ、2位と3位の差はかなり大きく、3位東京と4位横浜の差はさほどありません。
3位と4位。
ここ、言い訳は出来ますよ、「中村選手の効果で今年は・・・」って。
でもね。
今から想像できる答えをしたくないじゃないですか。FC東京がW杯後の話題の中心となって、サッカーという産業を首都のチームが中心になって盛り上げていかなければいけないじゃないですか!
今のままでは、確実に平均来場者の順位は入れ替わります。来年度以降のスポンサーセールス、保全・フォローをする上でも、FC東京の来場者は最低でも昨年平均を上回らなければならないと思います。
じゃあ、あなたは何を「してくれる」の?
ともしも誰かに聞かれたらこう答えます。
私は出来る限りスタジアムに足を運びます、と。
集客はクラブの責任だし、来てくれない!と騒ぐものではありません。今までの延長線上ではない何か、がないと人の心は動きません。大きな数字をポーンと出してからどうやるべ、貴方ならどうする?何が出来る?ではなく
徹底的な発想の転換と自助努力で盛り上げる努力をしなければなりません。人は耳が痛い事は聞きたくないし、他人に責任転嫁をしたり、キレる人もいます。
城福浩監督という素晴らしい指揮官を持つFC東京。今すぐビジネスマンとしてでも通用します。FC東京が心ひとつになれるとしたら・・・それは城福さんという人のもとで、でしょうね。頑張ってほしい、と心から願います。
では。