営業の軌跡。 | ありきたりな日記。

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日常生活で感じたこと・・・を中心に日々、徒然なるままに。
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思えば大学卒業以来、ず^っと何かしら「営業」という職種に携わっている。


卒業後入社した会社は法人向けの不動産会社でオフィスビルの仲介をメインとしていた(当時)。その中で私が配属されたのは当時、傍流であったオフィス以外の仲介部隊。主に、倉庫や工場、配送センターなどを扱った。


全国46名の新入社員の殆どが花形である(そう感じていた)部署に配属されたが私ともう一人だけがその部署で、配属当初はがっかりしたのを覚えている。でも、この部署への配属がその後、大きく自身のビジネススキル形成に好影響を与えた。


特に、顧客の視点に立つという事。不動産の仲介なので稀に、他業者さんと共同仲介する場合もあったがクライアントは殆どが貸し手、借り手双方の直営業だった。ここで、市況バランスから即座にオーナー有利かユーザー有利かある程度判断する。その判断材料は、物件の優劣であったり、オーナーの懐事情であったり、ユーザーの知名度だったり、様々だった。


「契約」という行為に発展する為には互いがどこかで納得しなければならない訳だし、妥協点を探ったり、時には説得したりしなければならない。そこで、相手に対するヒアリング能力や優先順位をつけての交渉、という事を学び、バランス感覚を身につけたように思う。


自分の中でも「誇れる仕事」があり、それらを振り返っての共通点は「誰も成し得なかった事を達成した」仕事。苦労もしたし、悩んだけどその分思い入れも深い。でも、奢ってはいけない。その仕事には多くの人々の協力・アドバイスがあり、その仕事をする事を了解した会社という組織があり、会社の名前だって自分の信用形成に一役買っていた訳だ。


また何より「クライアント」があってこその仕事なのだ。自分自身は評論家でもなく、分析官でもなくやはり営業、であり実務家だ。分析は必要で行ってきたけれども、それは実務を行うための分析であった。また、分析しようにも新しいものを作り出す時は、過去のケースがなく自らが培ってきた経験と勘を頼りに勧めた(進めた)事もあった。


これから先の残りの人生。岐路が迫っている。


では。