皆様御承知の通り、わしはゴリゴリの保守主義者である。
300年前で思考が止まっている様な珍種なので、ワシントン条約で保護してもらいたいくらいだ
先日、なうで同じ保守論者の方と対話している時に、たまたま原発に話題が及んだ。
その方を仮にK嬢としよう
保守論者には原発推進派が多い傾向があるが、例に漏れずK嬢も原発推進派で、ひねくれ者のわしは原発反対派。
なうでは紙幅に限りがあるので、理由の説明は割愛させて頂いたが、K嬢はわしの立場を尊重してくれた。
然し、いつかその理由を聞かせてほしいとの仰せ。
なので本日、御開帳という次第なんですな~これが

簡単に言うと、別段思想的な理由ではなく、純粋に、というか単純にテクニカルとセキュリティ、そしてコストの問題なのだ。
先ずはテクニカルな面
原発は起動にも停止にも月単位の時間がかかり、その際のスケジュール管理が難しいので、電力供給の安定性に問題が生じ易い点。
また、扱う物が核燃料という、恐らく地球上最大級の危険物なので、ルーチンワーク・保守ともに極めて危険で難しい点
これはコスト面でも無視出来ぬものがある。
そして一番の問題は、不幸にして事故が発生した場合、他手段の発電所と違って、体積的にも時間的にも非常に大規模な被害が持続して発生するという点だ
チェルノブイリやスリーマイル島、福島の例を見ても判る様に、絶対に取り返しがつかないという点で、この問題は特に重大である。
我が国は奥行き・面積ともに狭いので、事故の規模によっては国土が分断されかねないからだ
続いてセキュリティ面を考える
何と言っても発電所の設置場所が決定的に脆弱である点、これに尽きる。
我が国土の特性上、冷却水取入の為に原発は全て海岸沿いに設置されているが、これはテロリストにとっては絶好の標的であり、最高の環境だからだ
夜陰に紛れて少人数でゴムボート等を用いて接近すれば、発見するのはほぼ不可能。
簡単に目的を達成出来てしまう。
北の工作員が、拉致ではなく原発の破壊を目的に上陸していたなら、簡単にやられてしまっていただろう
アメリカの様に、内陸部に大きな湖があったり、巨大な地下水脈があれば、海岸線から遠い場所に設置する事も出来るのだが……。
そして福島の例でも明らかになった通り、海岸では津波の被害を受ける可能性もあり、これはテクニカル面の問題とも重なる。
そしてこれは原発以前の問題なのだが、度々繰り返している様に、我が国土は南北に長い上に奥行きが狭いという、非常に護り難い特性を持っている
自衛官時代に、幹部候補生学校で耳タコほど教わった事項だ。
ただでさえ防衛正面が長過ぎるのだから、海岸線にテロの標的になり得るものを置いておいてはならない
「おいて」が多くてすいません


最後にコスト面。
原発を持つ国は全て国連機関の監視を受け、核燃料の購入に当たっては、その種類や量を報告する事が義務付けられている。
然し、この産出国どもが問題なのだ。
彼等は内部で完全なカルテルを結んでいるので、購入国は言い値で買う他ない。
石油の様に市場の競争原理に晒されていないから、産出国は勝手のし放題である。
それなら最新型の火力発電炉を導入した方が、遥かに経済的なのだ。
最新の炉は従来施設に比べてエネルギーロスが30%以上少ないので、非常に効率的である上にコストも安いからだ
それに、万一、産出国のうちの一国とでも対立したら大変な事になる。
彼等は産油国と違い、政治的にも結束が固いので、どの国からもウラン等を売ってもらえなくなり、たちまち我が国の電力供給計画に狂いが生じてしまう。
エネルギー安全保障の観点から見ても、こういう事態は絶対に避けなければならない。
然し、同時にわしは原潜保有推進派でもある。
矛盾の極みで訳が判らんと思われるだろうが、二つほど理由がある。
先ず一つめは、原発ほどの危険性が無い点。
原子炉に使われている重水は、海水と比較的結合し易い性質があるので、万一沈没しても、成分のかなりの部分が無害化され、陸上設置型原発よりは被害は少ない。
現にロシアはソ連時代に宗谷海峡付近の海域で原潜沈没事故を起こしているが、今に至るも目立った海洋汚染等は報告されていない。
尤も、彼等は事故の存在そのものを、頑なに否定しているのだが
続いて二つめは、国防の最後の砦となる点。
原潜は数ヵ月浮上する事なく作戦行動が可能で、その探知は極めて困難である。
見えない敵ほど恐ろしいものはないので、これは最高の抑止力になり得る
勿論、その艦には核ミサイルを搭載していなければならない。
以上が私の考えです。
からす嬢、お分かり頂けましたでしょうか?
お粗末様でした。
まだまだ書き足りない部分もあるのですが、今回はこれくらいで勘弁して下さりませ

では、からす嬢始め、皆様も素晴らしきプライムタイムを



また明日







300年前で思考が止まっている様な珍種なので、ワシントン条約で保護してもらいたいくらいだ

先日、なうで同じ保守論者の方と対話している時に、たまたま原発に話題が及んだ。
その方を仮にK嬢としよう

保守論者には原発推進派が多い傾向があるが、例に漏れずK嬢も原発推進派で、ひねくれ者のわしは原発反対派。
なうでは紙幅に限りがあるので、理由の説明は割愛させて頂いたが、K嬢はわしの立場を尊重してくれた。
然し、いつかその理由を聞かせてほしいとの仰せ。
なので本日、御開帳という次第なんですな~これが


簡単に言うと、別段思想的な理由ではなく、純粋に、というか単純にテクニカルとセキュリティ、そしてコストの問題なのだ。
先ずはテクニカルな面

原発は起動にも停止にも月単位の時間がかかり、その際のスケジュール管理が難しいので、電力供給の安定性に問題が生じ易い点。
また、扱う物が核燃料という、恐らく地球上最大級の危険物なので、ルーチンワーク・保守ともに極めて危険で難しい点

これはコスト面でも無視出来ぬものがある。
そして一番の問題は、不幸にして事故が発生した場合、他手段の発電所と違って、体積的にも時間的にも非常に大規模な被害が持続して発生するという点だ

チェルノブイリやスリーマイル島、福島の例を見ても判る様に、絶対に取り返しがつかないという点で、この問題は特に重大である。
我が国は奥行き・面積ともに狭いので、事故の規模によっては国土が分断されかねないからだ

続いてセキュリティ面を考える

何と言っても発電所の設置場所が決定的に脆弱である点、これに尽きる。
我が国土の特性上、冷却水取入の為に原発は全て海岸沿いに設置されているが、これはテロリストにとっては絶好の標的であり、最高の環境だからだ

夜陰に紛れて少人数でゴムボート等を用いて接近すれば、発見するのはほぼ不可能。
簡単に目的を達成出来てしまう。
北の工作員が、拉致ではなく原発の破壊を目的に上陸していたなら、簡単にやられてしまっていただろう

アメリカの様に、内陸部に大きな湖があったり、巨大な地下水脈があれば、海岸線から遠い場所に設置する事も出来るのだが……。
そして福島の例でも明らかになった通り、海岸では津波の被害を受ける可能性もあり、これはテクニカル面の問題とも重なる。
そしてこれは原発以前の問題なのだが、度々繰り返している様に、我が国土は南北に長い上に奥行きが狭いという、非常に護り難い特性を持っている

自衛官時代に、幹部候補生学校で耳タコほど教わった事項だ。
ただでさえ防衛正面が長過ぎるのだから、海岸線にテロの標的になり得るものを置いておいてはならない

「おいて」が多くてすいません



最後にコスト面。
原発を持つ国は全て国連機関の監視を受け、核燃料の購入に当たっては、その種類や量を報告する事が義務付けられている。
然し、この産出国どもが問題なのだ。
彼等は内部で完全なカルテルを結んでいるので、購入国は言い値で買う他ない。
石油の様に市場の競争原理に晒されていないから、産出国は勝手のし放題である。
それなら最新型の火力発電炉を導入した方が、遥かに経済的なのだ。
最新の炉は従来施設に比べてエネルギーロスが30%以上少ないので、非常に効率的である上にコストも安いからだ

それに、万一、産出国のうちの一国とでも対立したら大変な事になる。
彼等は産油国と違い、政治的にも結束が固いので、どの国からもウラン等を売ってもらえなくなり、たちまち我が国の電力供給計画に狂いが生じてしまう。
エネルギー安全保障の観点から見ても、こういう事態は絶対に避けなければならない。
然し、同時にわしは原潜保有推進派でもある。
矛盾の極みで訳が判らんと思われるだろうが、二つほど理由がある。
先ず一つめは、原発ほどの危険性が無い点。
原子炉に使われている重水は、海水と比較的結合し易い性質があるので、万一沈没しても、成分のかなりの部分が無害化され、陸上設置型原発よりは被害は少ない。
現にロシアはソ連時代に宗谷海峡付近の海域で原潜沈没事故を起こしているが、今に至るも目立った海洋汚染等は報告されていない。
尤も、彼等は事故の存在そのものを、頑なに否定しているのだが

続いて二つめは、国防の最後の砦となる点。
原潜は数ヵ月浮上する事なく作戦行動が可能で、その探知は極めて困難である。
見えない敵ほど恐ろしいものはないので、これは最高の抑止力になり得る

勿論、その艦には核ミサイルを搭載していなければならない。
以上が私の考えです。
からす嬢、お分かり頂けましたでしょうか?

お粗末様でした。
まだまだ書き足りない部分もあるのですが、今回はこれくらいで勘弁して下さりませ


では、からす嬢始め、皆様も素晴らしきプライムタイムを




また明日







