ブログネタ:英語どれくらいできる? 参加中そうね、今は高校受験レベルじゃないでしょうか。
それも特に進学校とは言えない、公立の普通科高校レベル

つまり、皆さんとさほど変わらぬという事です

けどね、昔はある程度出来たんですよ

御存知の通り、私は航空自衛隊で管制を担当する飛行管理官でしたから、日常的に英語が必要になります

なので、航空自衛隊英検(略して空自英検)2級を取得していました。
この2級は、一般的な実用英検の1級に相当します

御蔭で洋画は字幕要らずだったし、英字新聞も洋書も辞書無しで何不自由なく読めました

いやぁ自慢じゃなくなくないかも知んない

嫌味ですいません

ところが除隊して十五年も経つとすっかり忘れてしまってるんですな、これが

所詮は他所の国の言語、文字から発音から文法まで、体系的に何から何まで違う言葉です。
それを覚えて使いこなすには、日頃からの反復演練が必要であり、意識的且つ日常的に英語に触れていないとダメだという事だと思います

驚くべき事に、これは母国語にも当て嵌まるんですよ

例えば私はガキの頃広島に住んでいましたが、今やすっかり広島弁を忘れちゃってますからね

その頃の友人や妹夫婦と会話した時に初めて、
「ああそうだった、広島弁ではこういう言い回しをするんやった」
と思い出す様な有様です

もっと極端な例になると、日本語そのものを完全に忘れてしまったという話もあります。
数年前にあるテレビ局が、一人の日本の老人に密着取材していました

彼は帝大在学中に学徒動員されて満州に送られ、やがてシベリアに抑留されますが、現地の女性と出会って恋に落ち、彼女と結婚して現在はロシア国籍を取得しています

その彼は完全に日本語を忘れてしまって、ロシア語しか喋れなくなっているんですね

六十年以上も違う環境に置かれると、人は母国語さえも忘れてしまうんです

戦争の悲劇とともに、人間の脳のシステムに思いを致さざるを得ないドキュメンタリーでしたよ


さて、もし御子様に英語を学ばせたいと思ってらっしゃる方がおられましたら、一つだけアドバイスがございます

シェイクスピアと聖書を、原語でマスターさせる事です

英語圏に住まう人々は好んでバイブルの一節を使いますし、シェイクスピアを身に付けておけば格調高い英語を話す事が出来るので、相手に与える印象がまるで違ってきます

勿論、その前に、祖国たる日本の文化を深く理解していなければならないのは当然であります

外国人から能や歌舞伎、禅や武道の事を尋ねられて一言も答えられない様では、そもそも会話が成立しませんからね

以上、異文化コミュニケーションは難しくも楽しく、奥が深いという御話でございました

うららかな日曜の昼下がり、楽しく素敵なひと時をお過ごし下さりませ



ではまた明日







