早いもので、昨年2月22日に父が亡くなって、もう一年以上経ちました
観る度に父を思い出す映画があるのですが、皆さんはお分かりですかな
ヒント、父は剛柔流空手道五段です
更にスペシャルヒントはこちら

↓↓↓↓↓
大和の精神
そう、「ベスト・キッド」です
御存知の方も多いでしょうが、一応この作品のストーリーを簡単に説明させて頂きましょう
舞台は西海岸のハイスクール、主人公のダニエルが隣人の日系二世ミスター・ミヤギの教えを受けて、空手を私闘や弱い者虐めに悪用する「コブラ会道場」の面々と対決するという青春物語です
このミスター・ミヤギが、私に空手を教えてくれた父にダブって見えるんですよ
以前も書かせて頂いた通り、私は幼い頃に小児喘息を患った為に、小学校でも体育は殆ど見学でした
必然的に他の者より体力が劣り、幼稚園に入る前には一回も喧嘩に勝った事がありませんでした
そういう事が重なる内に、私は自然と喧嘩どころか正当な自己主張もしなくなり、強い者には屈服迎合する様な情けない子供になっていったのです
父はそういう私の有様を見て危機感を抱いたのでしょう、幼稚園の頃から毎日少しずつ私に空手を教え始めたのです
突き・蹴り・受け等の基本動作から、型、約束組手等の応用編まで、実に判り易く丁寧に教えてくれました
本来、父は非常に厳しく、口より先に手が出る様な性格だったのですが、空手の稽古をつけてくれる時の方が寧ろ優しかったくらいです
当時は意外に感じましたが、喘息に配慮してくれていたんでしょうね。
怪我をさせない為と、空手は面白いものだという事を判らせる為だったという事も考えられます
父の思惑通り空手に興味を持った私は、小学校に上がる頃には15以上の型を覚え、喧嘩に負ける事は全くなくなりました
本当に父には感謝したものです
さて一年が過ぎ、二年生になってしばらくしてから困った問題が起きました。
別の幼稚園に通っていた為に私の事を知らない同級生4人が、私をターゲットにし始めたんですよ
勿論、最初の内は相手にしておりませんでした
父から
「自分からは絶対に手を出すな」
「例えやられても、自分より弱い者には絶対に手を出すな」
と厳しく命じられていたからです
然し、嫌がらせは次第にエスカレートしてきました。
「体育も出来ん喘息男
いや、男やないな、オカマ野郎
」
等の言葉の虐めから、教科書や上履きを隠したりされている内はまだ良かったのですが、ある日の放課後、遂に直接暴力を振るわれました
モップの柄で顔面を殴られ、唇に裂傷を負ったのです
まだ小学生という事もあり、血を見ると奴等もさすがにビビったのか
「ふ、ふん
今日はこれくらいで勘弁したらぁ
」
と逃げていきました

暗澹たる気持ちになりましたよ
何しろ奴等は性が悪く、衆を頼んで他の者や女の子まで虐めておりました
そんな奴等と毎日顔を合わせなければならんのですからね
その日、帰宅した父に早速顔の傷を見咎められ、厳しく問い質されました
全ての経緯を話すと、父は
「構わん、やれ。
そんな奴らは、まとめていてまえ」
と静かに言いました。
驚いて意見する母に、父は
「ここで逃げたら、
は一生逃げ続けの人生を送る事になる。
ここはこいつの正念場なんや」
と断固として宣言してくれました
私はもう欣喜雀躍でございますよ
元々父の戒めがあったから我慢していただけで、奴等には簡単に勝てる自信がありましたからね
お墨付きが出たからには、思う存分暴れてやろう
翌日を楽しみに眠りに就きました
登校した時、口元に絆創膏を貼った私を見て、奴等は嘲笑を浮かべていましたね
放課後になると、奴等は案の定、ちょっかいをかけてきましたわ
名前を呼ばれても無視して帰り支度をしていたら、リーダー格のAが
「お前を呼んどるんだ、

」
と、後ろから肩を掴んできました。
振り向きざまにAの顔面に裏拳を打ち下ろすと、Aの口からは血が溢れ、苦悶の呻きを漏らしながら顔を覆ってのたうち回っております
どうやら歯が折れた様です。
普通、小学生なら、仲間が目の前でこれだけ完膚なきまでにやられたら逃げ出すものなんですが、パニックに陥ったのか、残りの3人は箒を振り回しながら「おいいえええええ
」という訳の判らない叫び声とともに襲いかかってきました
身体が自然に反応し、気がつくと奴等は全員倒れてました
道具を使われたのは計算外でしたが、運よく無傷で済みましたよ
その後、陰湿な虐めの被害に遭っていた多くの同級生の証言の御蔭で、奴等は保護者呼び出しで厳重注意を受ける羽目になった反面、私には一切お咎めはありませんでした
母がAの家に菓子折りを持って詫びに出向いた時も、逆に土下座して謝られたそうです
その件以来、卒業まで誰からも喧嘩を売られる事はありませんでした
勿論、自分から仕掛けた事もありません。
同級生以外にも多くの友人に恵まれ、バレンタインには女の子からチョコレートをもらったりして、充実した小学校生活を送れましたよ
最近では、子供に一切の暴力を禁じる親も少なくないと聞きます
然し、私はそれは絶対に間違いであると言いたい

殴り殴られる中で、子供は相手の痛みを推し量る術を身に付けていくのです

また、男たる者、譲れないものの為には、時には己の身体を張る事も必要なのです

逃げてはならないのです

そういう気概と根性が求められるのです

それが出来てこそ、初めて男は「誇りある男」たり得るのです

夢々お忘れなき様に

そういう意味で、父には感謝しております
卑屈になりかかっていた私が笑顔を取り戻し、後に武道稽古を通じて多くの友人を持てたのも、全ては父の教えが原点にあったからです
勿論、それには武道の稽古だけでなく、幾つもの手段があるでしょう
その手段を教える中で、生きていく上での「男道」を指し示してやる事こそが、息子に対して父親がしてやれる唯一の教育だと思えてなりません
さて、冒頭に御目にかけた「ベスト・キッド」のさわりを、少し御覧頂きましょう
またまたこちらへどうぞ

↓↓↓↓↓
力ある正義
続きはレンタルショップで

素晴らしい作品ですから、皆さんも是非御覧下さい
では良き週末を


また明日








観る度に父を思い出す映画があるのですが、皆さんはお分かりですかな

ヒント、父は剛柔流空手道五段です

更にスペシャルヒントはこちら


↓↓↓↓↓
大和の精神
そう、「ベスト・キッド」です

御存知の方も多いでしょうが、一応この作品のストーリーを簡単に説明させて頂きましょう

舞台は西海岸のハイスクール、主人公のダニエルが隣人の日系二世ミスター・ミヤギの教えを受けて、空手を私闘や弱い者虐めに悪用する「コブラ会道場」の面々と対決するという青春物語です

このミスター・ミヤギが、私に空手を教えてくれた父にダブって見えるんですよ

以前も書かせて頂いた通り、私は幼い頃に小児喘息を患った為に、小学校でも体育は殆ど見学でした

必然的に他の者より体力が劣り、幼稚園に入る前には一回も喧嘩に勝った事がありませんでした

そういう事が重なる内に、私は自然と喧嘩どころか正当な自己主張もしなくなり、強い者には屈服迎合する様な情けない子供になっていったのです

父はそういう私の有様を見て危機感を抱いたのでしょう、幼稚園の頃から毎日少しずつ私に空手を教え始めたのです

突き・蹴り・受け等の基本動作から、型、約束組手等の応用編まで、実に判り易く丁寧に教えてくれました

本来、父は非常に厳しく、口より先に手が出る様な性格だったのですが、空手の稽古をつけてくれる時の方が寧ろ優しかったくらいです

当時は意外に感じましたが、喘息に配慮してくれていたんでしょうね。
怪我をさせない為と、空手は面白いものだという事を判らせる為だったという事も考えられます

父の思惑通り空手に興味を持った私は、小学校に上がる頃には15以上の型を覚え、喧嘩に負ける事は全くなくなりました

本当に父には感謝したものです

さて一年が過ぎ、二年生になってしばらくしてから困った問題が起きました。
別の幼稚園に通っていた為に私の事を知らない同級生4人が、私をターゲットにし始めたんですよ

勿論、最初の内は相手にしておりませんでした

父から
「自分からは絶対に手を出すな」
「例えやられても、自分より弱い者には絶対に手を出すな」
と厳しく命じられていたからです

然し、嫌がらせは次第にエスカレートしてきました。
「体育も出来ん喘息男

いや、男やないな、オカマ野郎
」等の言葉の虐めから、教科書や上履きを隠したりされている内はまだ良かったのですが、ある日の放課後、遂に直接暴力を振るわれました

モップの柄で顔面を殴られ、唇に裂傷を負ったのです

まだ小学生という事もあり、血を見ると奴等もさすがにビビったのか
「ふ、ふん

今日はこれくらいで勘弁したらぁ
」と逃げていきました


暗澹たる気持ちになりましたよ

何しろ奴等は性が悪く、衆を頼んで他の者や女の子まで虐めておりました

そんな奴等と毎日顔を合わせなければならんのですからね

その日、帰宅した父に早速顔の傷を見咎められ、厳しく問い質されました

全ての経緯を話すと、父は
「構わん、やれ。
そんな奴らは、まとめていてまえ」
と静かに言いました。
驚いて意見する母に、父は
「ここで逃げたら、

は一生逃げ続けの人生を送る事になる。ここはこいつの正念場なんや」
と断固として宣言してくれました

私はもう欣喜雀躍でございますよ

元々父の戒めがあったから我慢していただけで、奴等には簡単に勝てる自信がありましたからね

お墨付きが出たからには、思う存分暴れてやろう

翌日を楽しみに眠りに就きました

登校した時、口元に絆創膏を貼った私を見て、奴等は嘲笑を浮かべていましたね

放課後になると、奴等は案の定、ちょっかいをかけてきましたわ

名前を呼ばれても無視して帰り支度をしていたら、リーダー格のAが
「お前を呼んどるんだ、


」と、後ろから肩を掴んできました。
振り向きざまにAの顔面に裏拳を打ち下ろすと、Aの口からは血が溢れ、苦悶の呻きを漏らしながら顔を覆ってのたうち回っております

どうやら歯が折れた様です。
普通、小学生なら、仲間が目の前でこれだけ完膚なきまでにやられたら逃げ出すものなんですが、パニックに陥ったのか、残りの3人は箒を振り回しながら「おいいえええええ
」という訳の判らない叫び声とともに襲いかかってきました
身体が自然に反応し、気がつくと奴等は全員倒れてました

道具を使われたのは計算外でしたが、運よく無傷で済みましたよ

その後、陰湿な虐めの被害に遭っていた多くの同級生の証言の御蔭で、奴等は保護者呼び出しで厳重注意を受ける羽目になった反面、私には一切お咎めはありませんでした

母がAの家に菓子折りを持って詫びに出向いた時も、逆に土下座して謝られたそうです

その件以来、卒業まで誰からも喧嘩を売られる事はありませんでした

勿論、自分から仕掛けた事もありません。
同級生以外にも多くの友人に恵まれ、バレンタインには女の子からチョコレートをもらったりして、充実した小学校生活を送れましたよ

最近では、子供に一切の暴力を禁じる親も少なくないと聞きます

然し、私はそれは絶対に間違いであると言いたい


殴り殴られる中で、子供は相手の痛みを推し量る術を身に付けていくのです


また、男たる者、譲れないものの為には、時には己の身体を張る事も必要なのです


逃げてはならないのです


そういう気概と根性が求められるのです


それが出来てこそ、初めて男は「誇りある男」たり得るのです


夢々お忘れなき様に


そういう意味で、父には感謝しております

卑屈になりかかっていた私が笑顔を取り戻し、後に武道稽古を通じて多くの友人を持てたのも、全ては父の教えが原点にあったからです

勿論、それには武道の稽古だけでなく、幾つもの手段があるでしょう

その手段を教える中で、生きていく上での「男道」を指し示してやる事こそが、息子に対して父親がしてやれる唯一の教育だと思えてなりません

さて、冒頭に御目にかけた「ベスト・キッド」のさわりを、少し御覧頂きましょう

またまたこちらへどうぞ


↓↓↓↓↓
力ある正義
続きはレンタルショップで


素晴らしい作品ですから、皆さんも是非御覧下さい

では良き週末を



また明日







