これまた30年から40年も昔の話になります
小学校からの幼なじみがおりまして、彼の家は地元で映画館を5軒、サウナを2軒、パチンコ店を3軒経営している中々の資産家でした
あ、借金大王記事に出てきたA氏とは別人ですからね
家に遊びに行った時は圧倒されたものです
決して成金趣味に流されない数々の調度品は、ガキの目にも凄まじい高級品である事が容易に判るものばかり
庭だけで、ゆうに野球グランドほどの広さがあります
離れに茶室がある家など、その時に初めて見ました
そこの御父上も私を可愛いがって下さり、中学生の頃には一端の映画ファンを気取っていた私に、関係者専用の無期限無料パス券を下さいました
欣喜雀躍でございます

その御蔭で何本映画を観られた事か
これには今でも感謝しております

所が彼は、中学2年くらいから次第にグレ始めました
元々気性の激しい奴でしたし、手の早い男だった事も相まって、他校の生徒と喧嘩を繰り返す様になったのです
とは言え、根は非常に良い奴なので、シンナー・薬物・強盗などの様な陰湿な悪さは一切しておりませんでした
唯単にバイクや車を乗り回すのが楽しかった様です
当然の成り行きで彼は暴走族に入り、持ち前の腕っ節とリーダーシップで総長の座に昇り詰めました
彼とは高校は別だったのですが、良い奴なので付き合いは続いていました
一種の腐れ縁ですね
只、嫌でならなかったのが、時々族の喧嘩の助っ人を頼まれる事でした
何の恨みもない相手と闘う事ほど虚しいものはありません
然し、私と空手道部の仲間が朝鮮高校の奴等と抗争になった時に、配下を引き連れて参戦して助けてもらった恩義がありますので、断る訳にはいかなかったんです
彼も我々の身元が割れない様、最大限の配慮をしてくれました
殊に警察が来た場合には喧嘩を中断して全力で我々を守り、逃がしてくれました

我々の学校や高体連にバレたらエラい事だという、彼なりの責任感だったのでしょうね
そういう時に彼等を観察していると、面白い事に気づきました
彼等は族ですから、当然の如く信号は無視しますし、パトカーや白バイに対しては露骨に挑発的行動を繰り返し、進路を妨害します
然し、救急車と消防車にだけは非常に協力的なのです
特に救急車に出合った時はその日の走りの計画を破棄し、全車で救急車の露払いを務めて護衛し、病院に送り届けるのです
確かに良い行動には違いないのでしょうが、そんな走り方をする族など聞いた事もありません
不審に思って彼に訊いてみると
「この辺じゃあ昔からそう決まっとる。
ここはわしらが仕切っとるんやから当たり前の話や」
との事でした
中々の侠気ですよね
今思えば、良い意味で牧歌的だったのでしょう
さて、彼は家業を継いで、今では立派な経営者でございます
中々才覚のある男で、映画産業の斜陽化をいち早く感じ取って映画部門を縮小するとともに、新たに中古ソフトの売買部門を立ち上げて、それを主力に育て上げる事に成功しました

たまに連絡がありますが、話し方にも風格が出てきましたね
人間変われば変わるもんです
あの族の頭が、今や県議に出てくれとしつこく頼まれているというんですからね
尤も、本人にはまるでその気が無い様ですが
皆さんお住まいの地域にも、何か変わったローカルルールとでも言うべきものはありませんか
是非教えて頂きたいのです


宜しくお願い申し上げます
m(__)mo(^-^)o(^0^)/

小学校からの幼なじみがおりまして、彼の家は地元で映画館を5軒、サウナを2軒、パチンコ店を3軒経営している中々の資産家でした

あ、借金大王記事に出てきたA氏とは別人ですからね

家に遊びに行った時は圧倒されたものです

決して成金趣味に流されない数々の調度品は、ガキの目にも凄まじい高級品である事が容易に判るものばかり

庭だけで、ゆうに野球グランドほどの広さがあります

離れに茶室がある家など、その時に初めて見ました

そこの御父上も私を可愛いがって下さり、中学生の頃には一端の映画ファンを気取っていた私に、関係者専用の無期限無料パス券を下さいました

欣喜雀躍でございます


その御蔭で何本映画を観られた事か

これには今でも感謝しております


所が彼は、中学2年くらいから次第にグレ始めました

元々気性の激しい奴でしたし、手の早い男だった事も相まって、他校の生徒と喧嘩を繰り返す様になったのです

とは言え、根は非常に良い奴なので、シンナー・薬物・強盗などの様な陰湿な悪さは一切しておりませんでした

唯単にバイクや車を乗り回すのが楽しかった様です

当然の成り行きで彼は暴走族に入り、持ち前の腕っ節とリーダーシップで総長の座に昇り詰めました

彼とは高校は別だったのですが、良い奴なので付き合いは続いていました

一種の腐れ縁ですね

只、嫌でならなかったのが、時々族の喧嘩の助っ人を頼まれる事でした

何の恨みもない相手と闘う事ほど虚しいものはありません

然し、私と空手道部の仲間が朝鮮高校の奴等と抗争になった時に、配下を引き連れて参戦して助けてもらった恩義がありますので、断る訳にはいかなかったんです

彼も我々の身元が割れない様、最大限の配慮をしてくれました

殊に警察が来た場合には喧嘩を中断して全力で我々を守り、逃がしてくれました


我々の学校や高体連にバレたらエラい事だという、彼なりの責任感だったのでしょうね

そういう時に彼等を観察していると、面白い事に気づきました

彼等は族ですから、当然の如く信号は無視しますし、パトカーや白バイに対しては露骨に挑発的行動を繰り返し、進路を妨害します

然し、救急車と消防車にだけは非常に協力的なのです

特に救急車に出合った時はその日の走りの計画を破棄し、全車で救急車の露払いを務めて護衛し、病院に送り届けるのです

確かに良い行動には違いないのでしょうが、そんな走り方をする族など聞いた事もありません

不審に思って彼に訊いてみると
「この辺じゃあ昔からそう決まっとる。
ここはわしらが仕切っとるんやから当たり前の話や」
との事でした

中々の侠気ですよね

今思えば、良い意味で牧歌的だったのでしょう

さて、彼は家業を継いで、今では立派な経営者でございます

中々才覚のある男で、映画産業の斜陽化をいち早く感じ取って映画部門を縮小するとともに、新たに中古ソフトの売買部門を立ち上げて、それを主力に育て上げる事に成功しました


たまに連絡がありますが、話し方にも風格が出てきましたね

人間変われば変わるもんです

あの族の頭が、今や県議に出てくれとしつこく頼まれているというんですからね

尤も、本人にはまるでその気が無い様ですが

皆さんお住まいの地域にも、何か変わったローカルルールとでも言うべきものはありませんか

是非教えて頂きたいのです



宜しくお願い申し上げます
m(__)mo(^-^)o(^0^)/