おはようございます
さて今回は傾向と対策です。いよいよこんかいが傾向と対策は最後となります
今後はすでに2,3歳馬限定の重賞のようにアップデート形式に移行するので、余程の大規模な改定がなければこの方法となるので、ご承知おきしてください![]()
このレースはまだ暮れの中山開催が中山大障害がトリを飾っていた時、競馬の神様大川慶次郎氏が当時のJRA理事長有馬氏に「プロ野球のオールスターゲームのように、出走馬をファン投票で決めるレースを作ってみてはどうだろうか?」と提案されたことがきっかけで、その後誕生したのが第1回中山グランプリで
その第1回目から高評価を得て幕を閉じました
翌年もこのレースが続くものだと思われましたが、有馬理事長の急逝を受けて
翌年から中山グランプリ有馬記念と名称変更、しばらくは中山大障害よりも前に行われていましたが、その後暮れの中山開催の掉尾を飾るレースに成長
さらに第二次競馬ブームも相まって、世界一の売り上げを誇るレースとまでなったわけですが
近年は年末年始のレース間隔があくということから、有馬記念のあとにもう1回開催が行われて、そこにホープフルステークスが行われるために、大トリを譲る?格好になりましたが、カレンダーの関係で年によってはホープフルステークスと同じ週におこなわれる例(土曜日にホープフルステークス、日曜日に有馬記念といったように、当然ホープフルステークスの日に中山大障害がおこなわれます)一年収めのレースであることは変わりないと思います。
では例によって、まずは前走がどこか?というところから見てみましょう
ジャパンカップ:21
菊花賞、天皇賞(秋):各10
エリザベス女王杯:6
凱旋門賞:4
金鯱賞、マイルチャンピオンシップ:各2
BCターフ、コックスプレート、アルゼンチン共和国杯、中日新聞杯、メルボルンカップ:各1
近年は次のようなことがパターンになっているようで
レース出走→すぐに調整牧場に移動→調整牧場でリフレッシュ+再調整→レース2週間までにトレセンに帰厩→トレセンで微調整→レース出走
かつてはトレセンで長期に入厩して使われつつ調子を上げていくのが定番で、まぁ今のようにたくさんの競走馬がJRAで競走馬登録がされているのですが、トレセンにある馬房数が決められている数しかないのですから、現代競馬では馬房の回転率を上げる(なんか飲食業のようなことをいっていますが)ことが厩舎経営でも必要になっているようで、仕方ないですがトップクラスとなるとローテ―から競走馬の行動が決まるわけで、となると同じレースからの馬が好走するというのが出来上がっているようですが、ここではジャパンカップが上位にきていて、そのあと天皇賞(秋)、菊花賞組が続くことになっていて、エリ女がここにきて票を伸ばしています。一方海外からのレースを使ってそこからの帰国初戦のレースとなるパターンもあるようで、この中では凱旋門賞からの帰国商戦となるパターンもありますね。でそれ以外となると金鯱賞とマイルチャンピオンシップの2レースがありますが、金鯱賞は今は3月に移設しましたし、マイルチャンピオンシップはこの2例はいずれもダイワメジャーだったので、参考程度に見たとして、現状では中日新聞杯組が何とかしていますが、どうもいわゆるG・Ⅰからのローテ―のほうがいいようですね。
ではここからは深堀です。ここではジャパンカップ、天皇賞(秋)、菊花賞、エリ女の4レースのそれぞれのレースのそこでの着順を見てみると
ジャパンカップ 天皇賞(秋) 菊花賞 エリ女
1着 3 3 6 2
2着 2 3 1 1
3着 4 1 1
4着 4 2
5着 3 2 1
6着 2 1
7着 1
8着 1
11着 1
12着 2
15着 1 1
16着 1
有馬記念は芝2500mとなりますが、現在ではこのコースでおこなわれているレースは中山以外では東京の目黒記念とアルゼンチン共和国杯だけなので、エリ女以外は二けた着順からの巻き返しもソコソコできていて、その場合は中山芝2500mで好走例があるやそもそも中山でこその馬が前走はダメでも、今回水を得た魚のように好走できることがあるようで、そこは各馬を見ないといけないですが、まぁ普通にそれぞれのレースを好走してきた馬から狙うのが手だと思います。まぁ線引きをするとしたら7着まで位でしょうか。
では続いては成績と人気、さらに今回は3着までに来た騎手を見てみましょう。
2024年
⑧→⑯→① 5番人気→10番人気→2番人気 戸崎→ルメール→横山典
2023年
⑤→⑯→④ 2番人気→7番人気→6番人気 武豊→ルメール→横山和
2022年
⑨→③→⑤ 1番人気→6番人気→3番人気 ルメール→福永→C・デムーロ
2021年
⑩→⑤→⑦ 1番人気→5番人気→2番人気 横山武→和田竜→ルメール
2020年
⑨→⑭→⑬ 1番人気→11番人気→2番人気 北村→松山→ルメール
2019年
⑥→⑩→⑦ 2番人気→3番人気→4番人気 レーン→スミヨン→武豊
2018年
⑧→⑫→⑮ 3番人気→1番人気→9番人気 池添→ルメール→ボウマン
2017年
②→③→⑩ 1番人気→8番人気→3番人気 武豊→ルメール→ボウマン
2016年
⑪→①→② 1番人気→2番人気→3番人気 ルメール→武豊→吉田隼
2015年
⑦→⑨→⑪ 8番人気→5番人気→4番人気 吉田隼→M・デムーロ→横山典
2014年
④→⑥→⑭ 4番人気→9番人気→1番人気 戸崎→ビュイック→岩田康
2013年
⑥→④→⑭ 1番人気→4番人気→2番人気 池添→岩田康→ムーア
2012年
⑬→⑥→⑨ 1番人気→10番人気→2番人気 内田→ルメール→ウィリアムズ
2011年
⑨→⑤→⑦ 1番人気→7番人気→9番人気 池添→ルメール→福永
2010年
①→⑦→⑪ 2番人気→1番人気→14番人気 M・デムーロ→スミヨン→ウィリアムズ
2009年
⑨→②→⑥ 2番人気→1番人気→11番人気 池添→横山典→後藤
2008年
⑬→⑭→⑥ 1番人気→14番人気→10番人気 安藤→川田→後藤
2007年
③→⑦→④ 9番人気→5番人気→6番人気 蛯名→安藤→M・デムーロ
2006年
④→①→⑤ 1番人気→6番人気→3番人気 武豊→ペリエ→安藤
2005年
⑩→⑥→⑭ 4番人気→1番人気→6番人気 ルメール→武豊→横山典
ではまずは過去20年の3着内好走馬の馬番別の成績の上位を見てみると
1位、馬番⑥番:7
2位、馬番⑦⑨番:各6
4位、馬番④⑤⑭番:各5
7位、馬番①⑩番:各4
9位、馬番②③⑪⑬番:各3
以下、2頭:馬番⑧⑯番、1頭:馬番⑫⑮番
でこのレースはほかのレースと違って、真ん中の馬番がもっともよくて、その次が内枠となる予定が、意外にも外の馬番⑭番が上位に顔をのぞかせていました
中山芝2500mは小回りコースの上に、直線の坂はあるもののほかの中央場と違って短いので、しかも距離が長いので外を走るのは2500m以上を走ることになるので、仕方ないですが、2023,2024年の2回はいずれも大外枠を引き当てたのにも関わらずスタートを決めて先行集団に付けた上に内のほうに位置出来たおかげです(しかも2回ともルメール騎手騎乗
)あとこのような馬番別の成績を出すと必ずといってもいいほど死に馬番が出てもおかしくないあのですが、このレースは3着内好走馬ゼロとなっているので、まぁ不利を見るよりも有利のほうを重視するほうがいいと思います。
続いて人気を見てみると上位は次のようになりました。
1番人気馬10勝2着4回3着1回
2番人気馬4勝2着1回3着5回
3番人気馬1勝2着1回3着4回
4番人気馬2勝2着1回3着2回
5番人気馬1勝2着3回3着0回
1番人気馬が圧倒的な数をたたき出していて、1着の数はもちろんトップ、2着の数ももちろんトップ、3着はほかに譲るものの、過去20年で15回3着内好走馬を送り込んでいました
次の2番人気馬はそれでも何とか抵抗しているようで、3着の数はここではトップの数字をたたき出していました
こちらは過去20年で10回3着内好走馬を送り込んでいいました。ただそのあおりを食らったのが3~5番人気馬で、3番人気馬は3着の数で2番人気馬に肉薄する数値を出してはいるものの、4,5番人気はさすがに苦戦しています。
さらに下位人気馬を見てみましょう
1着 2着 3着
6番人気 2回 3回
7番人気 2回
8番人気 1回 1回
9番人気 1回 1回 2回
10番人気 2回 1回
11番人気 1回 1回
14番人気 1回 1回
ここでは6番人気馬が何とか狙える範囲でしょうか、あとダイワスカーレットが勝った時に2着に最低人気馬が来て凄いことにはなったものの、意外にも15,16番人気馬が過去20年では好走例なしとなっているので、1,2番人気馬はしっかりと抑えるものの、あと一枠をほかの人気馬が来るというのがここでは馬券戦術的にはいいと思います。
では最後に騎手別成績を見てみると
池添謙一4勝2着0回3着0回
ルメール3勝2着5回3着2回
武豊 3勝2着2回3着1回
戸崎 2勝2着0回3着0回
M・デムーロ1勝2着0回3着1回
横山典弘0勝2着1回3着3回
C・デムーロ0勝2着1回3着1回
少数の騎手は今回はやむなく割愛しましたが、過去20年では池添騎手が最多勝を獲得しました
そのあとにルメール騎手、武豊騎手が続いていて(過去20年の中でです、通算だとまた違うことになります)戸崎騎手は昨年の勝利で複数の勝ち星を挙げることができましたが、池添騎手同様2,3着の数が恵まれていないので、ルメール騎手が騎手でもこのレースでは信頼がおけて、さすがのレジェンド武豊騎手はここでもしっかりと好走を重ねていて、池添騎手と戸崎騎手は勝つだけならということでしょうね。逆に横山典弘騎手はもちろん勝ち星を挙げていなことはないのですが、過去20年では2,3着で何とか稼いでいるということでしょうね。
ではまとめです。
ジャパンカップ組優勢、その次が天皇賞(秋)、菊花賞が続いて、エリ女がここにきて票を伸ばしている
それ以外は凱旋門賞からの帰国初戦くらいで、特にG・Ⅱ、G・Ⅲからの馬は大苦戦中
どのレースもコース替わりとなるので、巻き返しはあるものの悪くても7着まで
真ん中の馬番がこのレースでは優勢で、内枠がその次となっているものの、先行出来さらに内にすんなりつければ外枠でも問題ない
1,2番人気が圧倒的、3番人気はまだましでも、それ以下はかなり苦戦
1,2番人気馬を軸にほかのイスをどうとるかは難しいものの3,6番人気馬は入れていたほうがいい
池添騎手、戸崎騎手は○○単の1着付けで、武豊騎手、ルメール騎手は普通に軸に出来るレベル、横山典弘騎手は2,3着付けで
ということで推奨馬券のコーナーです。今回は次のように買います。
三連複フォーメーション
1頭目:1,2番人気馬+馬番⑥番+武豊騎手、ルメール騎手騎乗の馬
2頭目:1,2番人気馬+馬番⑥⑦⑨番+武豊騎手、ルメール騎手騎乗の馬
3頭目:1,2,3,6番人気馬+馬番④⑤⑥⑦⑨⑭番+武豊騎手、ルメール騎手の騎乗馬
3連単フォーメーション
1着武豊騎手、ルメール騎手、池添騎手、戸崎騎手騎乗の馬
2着武豊騎手、ルメール騎手、横山典弘騎手の騎乗馬
3着武豊騎手、ルメール騎手、横山典弘騎手、C・デムーロ騎手の騎乗馬
これでいきます。
ということで傾向と対策の発表はここで終了で、ここから先はアップデートのみとなりますが、大きな変更が出れば大規模アップデートとなりますので、2,3歳重賞のアップデートのような構成になりますのでご承知おきしてください![]()
それではまた![]()