M社との会食。個室で使い勝手の良い番屋ながら、CVが魚介類苦手なのが少々ネック。南アフリカで育ち、アイルランドでキャリアを積み、ポーランド在住のマーケティング担当おじさん。アパルトヘイト、マンデラの当選、鉄のカーテン解体、そんな時代だったよと。そして子どもたちが生きる現代も戦争やコロナ、資本主義の限界などの問題が山積で大変だよねと。だねーと。3週間前に還暦を迎えたそう。良いおじさんだ。
KTは相変わらずポエティックな言い回しを駆使しながら、斜め上の言い方で売り上げを伸ばせと言ってくる。学校だったら友達にならなさそうなタイプ。彼が密かにM社との関係見直しを勘案していることも、ややこしさに拍車をかける。思いつきでかき回して、後始末全投げは勘弁してほしい。