過日ですが、7月に受講した片桐裕司先生の彫刻セミナーでご一緒させていただいたご縁で、黒部市で活動されてる造形作家・清河北斗さんの作業場見学に、受講者仲間と連れ立ってお邪魔させていただきました。
初めて見たときに衝撃を受けた金剛力士像。
そしてそのミニチュア模型。
材料の必要量を推量るため最初にこういったミニチュアを製作されるそう。
なんだかマンモスっぽいバイク。
子供だったら乗れそうです。
納品を翌日に控えた作品の仕上げ作業中という大変なタイミングだったにも関わらず、作業工程の説明や、自作だったり特注で作られた専用工具も見せていただき大変貴重、かつ、刺激的な体験をさせていただきました。
僕も水性塗料、使いこなせるようにしとかんといかんかな~
作業場のBGMが「ゆらゆら帝国」だったのも印象的でした。
作業場見学の後、入善の下山にある発電書美術館へ、清河さんもオススメの中村哲也さんの展示を見に行くことに。
もとは発電所だった建物をそのまま転用した展示室に入っていくと、いきなりヒーロー感あふれるロボットがお出迎え。
この膝関節の処理がたまらん。
すかさず後ろ側へ回り「膝裏は球体使ってますね。」と、同行のヴィスクドール作家さん。
さすが見るとこ違う。
中2階(もと発電所なので)にはレーシングカーの車体を思わせるオブジェ。
仮面ライダー(特にアギト)あたりが乗りそうな、マシントルネイダー感のある「フランケン」
「ブレードランナー」とかのシド・ミード的な世界観好きな身にはかなり琴線に触れました「レプリカカスタム」
この「NEW・BALANCE」というタイトルのついた企画展、発電所美術館で11月26日まで展示されています。
21世紀をめざすビジュアルSF世代の同志達には強烈にお薦め致します。
来館記念にササライオーもデッキアップしてきました。