それは木曜日の帰り際、仕事上のトラブルが数件集中して重なりイライラしたので自分のロッカーを軽くドついてみたら凹んでしまった。
そこでやめとけばいいものを、「ドツいても凹まないものは何かないか」と1階へ降り、実は前々から目をつけていた配電室の頑丈そうな鋼鉄製の扉を今度は思い切りドついてみた。
さすがに扉は大丈夫だったようだ。
ボクのナックルから上腕部にかけて何かが駆け抜けた。
3ヶ月ほど前は鉄筋コンクリートの壁を相手にした。
金属なら多少靭性があるので、コンクリートよりは程よい具合を期待していたのだが、その硬さ、コンクリート以上だった。
さすがにこれは抗鬱剤でも処方してもらわねば翌週は乗り切れんと思い金曜日、偏頭痛でかかりつけの精神科医のところへ行き、このことを話すと、
「あ、だったらこの後、整形外科にも行ったほうがいいですね。」
と、にこやかに言われた。
この先生、なぜこういつもニコニコしてるんだ?精神科医ってみんなそう?
「精神を病んだ患者に接するのだからいつもにこやかに」って項目がマニュアルにでもあるのだろうか?
などと想像しながら抗鬱剤をもらい病院を後にした。
整形外科?
んなトコ行くかよ!日が経てば治る、鍛えてますからw
帰ってカミさんにそのことを話すと。
「あんたそんなことしとったんけ!
謝れ!コンクリートに謝れ!」
病院行けとか心配するとかじゃなく、そっちか。
少し安心した。