帝光中学校出身、私立誠凛高等学校に通う1年、ほのかです!

あれ?なんでこんなに元気かって?

今のクラスメートである火神君と前のクラスメートだった黄瀬君と3人で遊びに来てます!


黄瀬「ほのかっち、今度あっち乗ろ!?」

火神「次はあっちだろ。」

黄瀬「火神っち、分かってないっスね~。女の子はあっちの方が良いんスよー。」

火神「次はあのお化け屋敷だろ!」

ほのか「もー、ケンカしないでよ!さっき黄瀬君の選んだやつ乗ったから、次は火神君だよ!」

黄瀬「えっ!?お化け屋敷っスよ!?」

ほのか「いいの!怖かったら火神君いるし、待っててもいいよ?」

黄瀬「一人で残るのも嫌っスよ!」

火神「俺がほのかと楽しんでくるから、待ってろよ黄瀬。」

黄瀬「嫌だっつってんでしょ!このばかがみ!」

火神「それ言うんじゃねぇ!」

ほのか「そんなにケンカするんだったら、私帰っちゃおうっかな~。」


私はね、知ってるんだよ?

2人が私の事で競ってることを!

2人とも、どっちが私の彼氏になるかケンカしてるんだよね。

だけど、私はもう決まってるんだよね~。

まぁ、見てて楽しいから言わないんだけど。


--結果、お化け屋敷に行く事になりました。


火神「ひっ…!」

ほのか「きゃーっ!」

黄瀬「待って…置いてかないでほしいっス!」


--みんな、叫んで帰ってきました。


ほのか「火神君…怖かったよー…。」

火神「俺も怖かった…。」

黄瀬「なんで置いてくんスか!」

火神「知るかよ!さっさとついてこねぇお前が悪いんだろ!」

ほのか「そうだよー。」

黄瀬「あ、俺、トイレ言ってくるっス!」

火神&ほのか「あ、行っちゃった。」


台詞が合って顔を見合わせた。

目が合ったから、2人で笑った。

その時間がすごく楽しくて、もっと一緒に居たいって思ったんだ。


火神「ほのか、少しいいかな。」

ほのか「なぁに?」

火神「お前さ、好きな人とか居んの?」

ほのか「昔も今も居るよ!」

火神「それって同じ奴?それとも違う奴?」

ほのか「私ね、熱しやすくて冷めやすいタイプなんだ!だから、違う人だよ?」

火神「おま…今、誤解したじゃねぇかよ!」

ほのか「誤解する方が悪いんじゃん(笑)」

火神「俺…お前が―――けど。」


一番重要なところが聞き取れなかった。

だからって、聞き返す気もなかった。

だって…今起こった事を考えたら、聞けないじゃない?


ほのか「え、今…。」

火神「安心しろよ、口じゃない。頬だ。」

ほのか「それでも…!今、キスしたよね!?」

火神「あぁ。」


彼は帰国子女なだけあって、告白もキスもナチュラルにしてくる。

それに英語も流暢だから、聞き取るのも難しかったりする。

でもね、私にはそれが簡単。

なぜかって、英語が大得意だから。


火神「ほのか。I want to take care of you. Or me going out with?」(訳:お前を大事にしたい。付き合ってくれるか?

ほのか「~~っ///」

火神「答えは今じゃなくて良い。」

ほのか「えっと…If you are satisfied with me.」(訳:私でよければ。

火神「Thank you!!」

ほのか「ちょっと待って!黄瀬君戻ってくるって!」

火神「あいつはどうでもいい。つか、帰らせたし。」

ほのか「いつの間に!?」

火神「トイレ行くっつったろ?あれ。」

ほのか「火神君、上手いなー。」

火神「あと、俺の事は大我って呼べよ。俺の彼女なんだからさ。」


そう言うと、頭を撫でながら引き寄せおでこをくっつける。

私は顔が近くて真っ赤になる。


ほのか「えと…たい、が…君。///」

火神「君はいらねえだろ?一回だけでもいいから。」

ほのか「~っ/// 大我…/// (一回だけにしてください…っ///」


恥ずかしくて声が小さくなる。

だけど、ちゃんと聞きとってくれた。


火神「I was able well.」(訳:よくできました。

ほのか「もう…っ!」


照れて仕方が無かった。

この日以来、私達は恋人になった。

高校でも日向先輩や伊月先輩、カントクにはからかわれるし、同級生の降旗君には羨ましがられる。

黒子君にもからかわれるけど、みんな祝福してくれた。

黄瀬君がどうなったのかは、黒子君が教えてくれた。


ほのか「ねぇ、黒子君。もう一回言って?」

黒子「ですから、火神君と付き合いだした翌日に、クラスの子に二股かけてた事がバレた上に、別の子と付き合い始めたって言ったんですよ。」

火神「アイツも隅に置けねぇな。」

ほのか「二股って酷い。」

火神「ありえねぇよ。」


つまりは、私が本命だったのにもかかわらず、黄瀬君のクラスの女子2人と付き合ってた。

それで、私と火神君が恋人になった翌日に、それがバレたらしく、その子たちとは別れたんだって。

だけど、また別の子と付き合い始めたんだって。

私を含めて4人の女の子と付き合って、今現在付き合ってるのが4人目の子なんだ。

凄い嫌なタイプ。芸能人って大変なんだろうね。


火神「ほのか、部活行くぜ。」

ほのか「うん!」


部活の前の準備中。

部室に最後に残ったのが私達。

私はマネージャーだから、最後まで残って部室で仕事することになってた。

大我君も残ってくれてて、少し嬉しかった。

「もう部活始まるよ!」って教えてあげた。

そしたら、「わかってる。」って返してくれて、普通にキスして行った。

それも、今までしなかった…口に。

凄く嬉しくて、恥ずかしくて…仕事がしばらく出来なかった。

だけど、それが力になっていつも以上にスムーズに仕事が終わった。


こんな私が相手でも…付き合ってくれてありがとう、大我君。

私はずっとついていくよ!


~END~



はい!まゆかさん!

遅くなってしまい申し訳ありません!!

ほのぼのと終わらせたつもりですがいかがだったでしょうか?

何とか完遂できました。


リクエスト、完全消化まで残り6個。

遅くなってしまいますが、ご了承ください。

うちのPCは私自身の諸事情のため、3月までしか使えません。

ので、3月までに出来る限り消化出来たらなと思います。


私自身の諸事情につきましては、ブログを見ていただければわかるかと思います。

ぜひ、他のテーマの記事もお読みください。

それでは、リクエストありがとうございました。