無観客で配信の案件相談が何件かきていて
撮影位置は自由で途中で舞台を止めてリテイクもありとか、映像制作側的には
「面白そうだぞ」「今までにできなかった事ができる」と思う反面、
なんかピンとこない感覚もありました。
昨日も主催の方から相談が来て、その方は「無観客での撮影はどうなの?意見聞かせて」
と言われて、「何件が相談受けてますよ、そういう時代になるんですかね」と話したら
「それなら普通に映画として撮影したほうがいいのでは」
という意見に「確かにそうだ」と思いました
無観客での撮影がいまいちピンとこなかったのはこれだったのかなと思った瞬間です
撮影技術の話でいうと、お客様を入れてのノンストップ撮影での戦い
動けない撮影位置で、シーンごとにいい画をどう切り取るのか瞬時の判断力
役者の動きへの自然なフォロー、それにともないフォーカス、アイリスの変化への対応、
次のシーンの事も考えながら画を変えるタイミング
ハプニングにも瞬時に対応する技術力とか
そういった舞台撮影技術の面白さ、撮影技術を抜きにしても
お客様の反応で役者のテンションも変わり、そういったライブの空気感を感じ取りながら、一瞬一瞬を撮影するから、舞台映像は面白くなる。
こんな事態がなければ考えなかった事です。
演劇映像の価値を上げるいいチャンスではないかと思ってはいますが、
配信していた演劇映像が、ルーズなサイズで画角が変わるだけで面白くないのばかりだったら・・・
そんなことないと思いますが(笑い)
「舞台で見るより面白かった」と言っていただけるように精進します。
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