皆さんは、アタシ達が一日平均30,000回以上の自己対話をしている事をご存知ですか??

アタシ達のこの自己の対話というのは意識にあがる時もあれば、意識に上がらないものもあります。

自問自答

自責

自己批評

自画自賛

自己承認

自己納得

自己説得

自制

色んなコミュニケーションを一人でしているのです。

 

 

例えば、久しく会っていない学生時代の友人から飲み会の誘いに

自分A『うわぁ、飲み会行きたいな、久しぶりにみんな集まってて楽しそうだな』

自分B『でも明日は大事な会議があるしまだ準備しないといけない事あるしな』

自分A『でももう三年も会ってない友達だし、断ったら、もう誘われないだろうな。そうなったらもう会う事ないだろうな』

自分B『タイミングが悪いよな、なんでよりによって今日なんだよ。付き合いも大事だけど、今は仕事優先でしょ』

自分A『でも社会人になってから人の誘い断ってばっかりじゃないか。そんな仕事優先しすぎる人生ってどうなの?』

自分B『でも今はそういう時期なんだよ。出世していってる人間はみんな何かを犠牲にしながら頑張ってるんだよ』

自分A『なんかそれって寂しいような気がするな。会議の準備早く終わったら参加するってのもありかな』

自分B『でも飲み会ではめを外して飲み過ぎて、次の日のコンディションに影響でた事あるしなぁ、、、、』

 

 

友達を大事にしたい自分A

飲み会に参加したい自分A

仕事を大事にしたい自分B

明日の会議を万全で望みたい自分B

 

自分の中で選択や優先順位に対して意見が別れる時アタシ達は、葛藤します。

家族、友達、学校の先生、恋人、職場の同僚、先輩

アタシ達は沢山の人と関わる事で沢山の価値観や考えを自分の中に取り込んでいます。

それが自分の価値観として消化されていくわけですが、消化しきれていない価値観が葛藤を生みます。

 

飲み会に参加する事を選択するのか?

仕事を優先させて準備を万全にする事を選択するのか?

どちらを選択するのかとういう事はもちろん大切なのですが

 

どのようなプロセスで選択しているのか?

選択するまでにどのようなコミュニケーションがあったのか?

という事がとても大切になります。

 

飲み会に参加できなかった事を残念に思いながら

飲み会に参加できない現状に疑いを持ちながら

大事な会議に臨んでもそれは、万全な状態とは言えないでしょう。

 

起きた出来事に対する意味づけ、その後に認知と判断までのプロセスとしてアタシ達は一日に沢山、自己対話をしているのです。

アタシの中でこの自己のコミュニケーションの質を変えるトレーニングは、自分のジェンダーバランスに大きな変化をあたえました。

 

アタシの頭を悩ましてきたのは

自分自身の感情や利益を優先する自分【男性性】

他人の感情や利益を優先する自分【女性性】

この相反する2人の自分の意見の不一致です

 

この二つの自分がいつもどちらが正しいのかというような言い争いをしているような状態が昔のアタシの状態でした

この自分の中での男と女の争いが自分を苦しめていました

 

女のアタシはいつも他人の感情や利益を優先する事を内側から男の自分に押し付けていたんだという事に気づきました。

女装をすると女の自分を解放した感覚になるという事を女装をした事がある人はみんな口にします

でも言い方を変えると、女装をすると男の自分が内なる存在になるわけです

 

アタシという一人称の意識は実は、男が内面化した状態の意識なんです

僕という一人称の意識は実は、女が内面化した状態なんです

 

自分自身の感情や利益を優先する自分【男性性】

他人の感情や利益を優先する自分【女性性】

が女装というカタチでポジションを入れかえた事で、自分自身の感情や利益を優先する自分【男性性】が強く出るという不思議な体験をしました。

 

3年間女装をして女として過ごす時間と男装に戻り男として過ごす時間

その精神面バランスの変化の歴史はまさにその時の自分の中での男と女の関係の変化の歴史だと思います。

 

その変化のはじまりは自己対話に対して多くのルール変更をした事がきっかけでした。

自己対話の質の変化がジェンダーバランスのどう影響を与えていったのか??

少しずつBLOGで紹介していこうと思います。

 

読んで頂いて皆さんの中の男と女の関係も少し変化していくんじゃないかなって想像してます♡

それではお楽しみに♡