愛されるオンナとして、幸せなパートナーシップを手に入れるために大切な事は、依存と自立のバランス関係、与えると受け取るのバランス関係、合わせると合わさせるバランス関係、様々なバランスを見つけ行く事にあります。
オトコ【与える】という本質。
オンナ【受け取る】という本質。
これだけ聞くと、オトコが損で、オンナが得じゃないかという声が聞こえてきそうですが、それだけの関わりでは長く良い人間関係が続く事はありません。
愛されるオンナとしてオトコから愛情を受け続け、理想のパートナーシップを実現し続けるために大切な事は、【受け取る】事以上に、【引き出す】事なんです。
オンナを支えるための結果を得るために、オトコは一生懸命になります。
それは、思うような結果を得れる時もあれば、思うようにいかない時もあります。
思うように結果が出ない時に、それをオトコの責任と突き離してしまう事は簡単ですが、それほどオトコにとって辛い関係は無いと思います。
パートナーが逆境にある時、パートナーがうまくいってない時、それが短ければ、短いほどそれはオトコにとって、オンナにとって幸せな状態でいられる事に結びついていきます。
『人生山あり谷あり』と言いますが、この山と谷を一緒に歩んでいくのがパートナーシップの豊かさであります。
山の時は、愛と喜びの表現を目一杯する事が大切です。感情表現が苦手なオトコからすると、感情表現が上手なオンナの感情表現事態が【受け取る】チカラなんです。
リアクションが小さいよりは大きい方が、リアクションがブサイクよりは可愛い方がオトコにとっては、与えがいがあります。
オンナの愛と喜びのリアクションがオトコの脳裏に焼き付いて、それは繰り返し、繰り返し、そのオンナを喜ばせようというオトコの無意識の動機を実現しようとするのです。
谷の時は、、、、というのが実は、パートナーシップの一番大切な時であるというのが、恋愛も結婚も仕事も共通している部分だと思います。
普段アタシの所に相談に来る、セールスマンや経営者に対するコーチングやコンサルティングというのは、中々カップルや夫婦の中のコミュニケーションの中に組み込むの不自然ですが、感情の状態回復であるセラピーは、パートナーのいるオンナはみんな身につけておくべきコミュニケーションの性質だと思います。
そして、それはそんなに難しい事ではなくとてもシンプルな習慣に対するココロがけで実現できるのです。
その習慣は、『話を聴く』というコト。
ただそれだけなんです。それがつまりは【引き出す】チカラなんです。
アタシのビジネスのコンサルティング、コーチングのクライエントさんの多くは、40代後半、50代のオトコがほとんどです。
前もblogに書きましたが、ロジックを整えてあげる事よりも、ココロの状態を整えてあげる方が圧倒的に問題解決を実現する事が多いです。
【引き出す】というのは、その状況を乗り越えるリソースや能力は、そのクライエントさんの中にあるという前提があります。
この前提が無いコンサルタントやコーチにあたる事はとても不幸な事であるのと同じで、パートナーであるオンナがその状況を乗り越えるリソースや能力が、自分の選んだオトコに無いという前提を持っている事が一番の不幸です。
アタシは、その人よりも先に、その人が乗り越えれると信じたあげる事を信念として、パーソナルセッションを行っています。
その信念をもって、丁寧に話を聞いてあげるようになると、不思議と相手の脳は、乗り越えれるという可能性を信頼するために、過去の体験にアクセスするように出来ています。
これは言語の中身以上に、人間同士が目に見えない影響を受けあっている事を知っているからなのです。
そしてパートナーの脳が、過去の乗り越え体験、過去の成功体験にフォーカスがあたっている時は、目一杯、共感したあげてください。
何が変わるわけでは無いと思うので無く、オトコの感情の状態の変化が、必ず状況を変えると信じてください。
オトコとオンナでは『感情』に対する取扱いはオンナが専門家なのですから。