コンビニよりも多い歯科医の悲惨 | 現代日本鳥瞰図

コンビニよりも多い歯科医の悲惨

コンビニよりも多い歯科医の悲惨



現代日本鳥瞰図

「投資に失敗したなどの理由ではなく、本業の赤字で夜逃げする歯科医が現れました。多くの歯科医院が内部留保を取り崩すジリ貧の状態です」

悲愴感を漂わせるのは、都内に歯科医院を開業したばかりの若手歯科医、山崎拓哉さん(仮名、33歳)だ。

「2009年に参加したお寿司チェーン『すしざんまい』での歯科医師の親睦会で、同業者は口々に『保険診療だけなら、1日30人の患者を治療しないと赤字』と話していました。実際に、きちんと治療しようと思えば、一人の歯科医師では1日7~8人が限界です。このままでは経営が成り立ちません」

歯科医師を取り巻く現状は厳しい。1990年におよそ7万4000人だった歯科医師数は、2006年には9万7000人に増加。それも都会に集中し、「コンビニより歯科医院が多い」と言われるほどになった。

一方、健康保険の対象となる治療に対して歯科医院に支払われる診療報酬のうち73項目の価格が、この20年間据え置きされている。歯科医療費全体も、この10年間停滞中。その間も歯科医師数は増加しているため、一人当たりの収入はドンドン目減りした。歯科医療白書によれば、歯科医の5人に1人は年収300万円以下だという。


http://news.livedoor.com/article/detail/6719848/


歯科医の5人に1人が年収300万円以下・・・・。


歯科医の景気がよかったのは、せいぜい1980年代までですね。


松田聖子も歯科医師と結婚しましたが、あのあたりが歯科医師のギリギリよかった時代の最後のようです。


私の実家の近所でも歯科医がいますが、あまり儲かってなさそうです(^^;)



昔はマルサに目をつけられるぐらいに儲かってましたが、


1981年に健康保険の1割の自己負担が導入されたことが、終わりの始まりでしょう。


97年には2割、今では3割負担ですから、ちょっとやそっとでは診察を受けない人が増えてる。


電動歯ブラシや歯間ブラシなどの口腔ケアが広がって、虫歯自体が減ってるのもあります。


昔はスチュワーデスと歯科医のバブルなカップルも多かったですが、今や昔・・・・。


人生のベクトルは急に変わります。