こんにちは!
週末の金沢市内はかなりの人出でした。
マルコにゴーグルをつけて散歩していると、まあ目立ちます(笑)
マルコはゴーグル大嫌いなんですが、白内障を悪化させないために
天気が良い日の外出では基本つけさせてます。
さて。
大河ドラマ「光る君へ」、面白いですね。
やはり紫式部と清少納言が対照的でそれぞれが興味深い。
かなり現代の思想を反映した性格付けがされていますが、
同時代の資料がそれほど多くないだけに脚本を書く人も考える余地があって
楽しいのではないかと想像します。
「やりたいこと」として
多くの人に文字、読み書きを教えたいという式部。
自由に、自分のために生きたいという納言。
たぶん、どちらも当時では常識外れの考えだと思われます。
清少納言はその後も想像が出来そうです。
ドラマでも自己肯定感、顕示欲どちらも高そうですし、
将来枕草子の中で「香炉峰の雪」の段をいかにも書きそうです。
(私ってスゴイでしょ、って内容です。興味ある方はググってください)
一方、紫式部は日記の中で清少納言のことをボロカスに書いているんですが
ドラマにおいて、式部がそういう心境に至る経緯が描かれるのか、
描かれるとしたらどのように描かれるのか、これから先が楽しみです。
現代語訳でかまわないので、二人の作品を読んでみると
性格の違いがより判って面白くなるかもしれませんし、
古典への入り口というのは、文法だとか品詞分解だとかではなく、
作品の内容そのものに興味を持つ、であった方がいいと思います。
犀川沿いの桜はほぼ満開でした