こんにちは!

 

一昨日でマルコが11歳になったので、一昨日はケーキ、

昨日はドッグカフェでワンコ用ご飯をご馳走してあげました。

 

さて。今日は合格発表です。

昨日も書いた通り、今年度教えた生徒はいないので

なんのプレッシャーもありません(笑)

 

 

僕が高校生だった30数年前、

高校の国語の教科書で中島敦の山月記という短編が掲載されていました。

おそらく今でも掲載されているのではないでしょうか。

(以下ネタバレあり)

 

 

主人公の李徴(りちょう)は非常に優れた才能を持ち、詩人としての成功を

のぞみながら、その望みが果たされないことに絶望します。

 

そののちの李徴は過去の自分を振り返って

自分の才能のなさを認めることを恐れて必死の努力をしなかった、

自分の才能はあると信じたかったから尊大さを捨てることが出来なかった、

というようなことを言います。

 

自分より明らかに才能に劣るのに、必死の努力で有名な詩人となったものも

たくさん見た、とも。

 

 

僕の言いたいことは上記だけで充分理解してもらえるかと。

合格した人も、合格しなかった人も、李徴の失敗から学べる点は多いはずです。

 

 

李徴は傲慢であったのにどこか卑屈な人間であった、と僕はとらえていて、

傲慢ではなく自信、卑屈ではなく謙虚、という人間になりたい

というのが僕の人生の一つの目標になっています。全然ダメですが(笑)

 

北海道積丹半島の神威岬

ここへの登坂は距離は短いですがきつかったです