この週末帰省したのは、高校時代の美術部の恩師の個展を見に行くためでした。

『秋の「2000枚目のデッサン・水彩画」野田眞章展』@三重画廊
 


今年で85歳の野田眞章先生は、現在1日おきの人工透析をしながら制作を続けていらっしゃいます。
3年前の個展の時より少しお耳も遠くなられたけど、会話もしっかり、今でも絵を教えていらっしゃいます。
3年間で1000枚のデッサン、1枚描くのにどのくらい時間かかるんですかと尋ねたら、


「んー3、4時間くらいかな」


ええっ!?
線画と水彩絵具の彩色を合わせて???



「人工透析の4時間の間に絵が描けないかと思ってやってみたんやけどなあ、できんかったわ(笑)」


透析で黒ずんだ腕を見せながら笑っていらっしゃる。
その笑顔は40年前と変わりませんでした。

 

野田先生を見ていると、自分がまだまだ努力が足りないなあって思います。

もっとマンガとしっかり向き合わないと、もっと絵を描かないと……反省。

先生に元気をいただいて東京に戻りました。
今度はぜひ3年後、米寿記念の個展を楽しみにしています!

 

 

 

 

 

 

 

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