デザインが購入動機に強く影響を及ぼす!商品開発!!婦人くつ篇
おはようございます!
あっと言う間に3月も終わりです。
当社にも4月から新卒生が入ってきますが、
みなさん、新たな気持ちで気合い入れていきましょう!
では、今週もよろしくお願いいたします。
関西では2011年に百貨店戦争が勃発しますが、新聞でも頻繁に
百貨店業界の販売不振ということをよく耳にします。
そんななか、百貨店の婦人くつ売り場で消費者調査を実施した情報が
手に入りましたので、ご報告させていただきます。
まずこの調査で大事なところが、機能性を追求した婦人くつの調査
ということです。
このくつを購入しなかった人はデザインに対する不満が大きかった
といいます。
歩きやすさという機能を求める商品でさえ、機能や価格以上に
デザインが購買行動に大きく左右しているというわけです。
みなさんは、この調査結果を聞いてどう思いますか?
自分が思うには、機能を求める商品でも今の時代は、デザイン
ありきの時代になっていると感じています。
要はデザインがまず気に入らなければそこで、選択肢から
はずれるということです。
100円ショップでとりあえず、ダメモトで買うのとは違うんです。
何万円も出すのに、デザイン性は重要な購買動機だということです。
もっと流通や小売に携わるひとには、デザインの重要性に
気づいてほしいです。
これを象徴する答えがあります。
売れない理由をバイヤーに聞いたところ、
「価格帯が高い」「店長が交代した」「パンプスを減らしカジュアルを
増やした作戦が失敗だった」「平場のセールが箱型売り場を弱体化
している」など。
もっと本質的なところに問題があるのに。って思ってしまいます。
注目した結果が、デザインに関する
「色、光沢、全体の形、柄、装飾付属物」について、
買わなかった人の評価が買ったひとより大幅に低かった。
これは、買わなかった人はデザインが気に入らなかったから
購入しなかったということになります。
機能性を追求する商品でも、「実際に買うなら、デザインも満足
できる商品が欲しい」というわけです。
商品を売る側はもっともっと勉強が必要になってきているんではないでしょうか。
このような調査結果を目にすると、ほとんどの商品において、
確実にデザインの要素が購入動機に高く影響を及ぼしていると
考えることができます。先日も、物が売れない、売れないと
嘆いていた人から相談を受けましたが、もっと価格や機能以外にも
注目してみてはいかがでしょうか。
あなたの会社の商品が欲しいから買うという人がきっと現れるに
違いありませんから。
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