長く生き続けるブランド戦略とは?家庭日用品篇
ブログがUPできてなかったんで再度UPします![]()
おはようございます!
最近ホント寒いですね。昨日大阪は雪が降ってましたから。
寒さに負けず仕事は熱くいきましょう!
では、今週もよろしくお願いいたします。
昨年からずっと節約志向でプライベートブランド(PB=自主企画)
商品が売り場でどんどん増えるなか、地道に消費者と信頼を築きあげ
実にロングセラー商品が多いメーカーがあります。
そうみなさんがよく知っている、花王です。
主婦ならいくらでも知っている
ブランドがでてくるんではないでしょうか。
今のような時代、この信頼感が大きな武器となり、
売り場を活性化していけるんだと思います。
今年2010年花王の商品に新しくユニークな掃除用品が加わります。
ハウスダスト除去スプレー(1/23発売)。
商品の特徴はまさに名前の通りのようですが、
まずこの商品をどのブランドから売り出すか。
ここに花王のブランド戦略の技があると自分は感じます。![]()
掃除のブランドと言えば、マイペット、マジックリン
、クイックル
があるんですが、あえてクイックルを選んだといいます。
ではなぜクイックルだったんでしょうか?
クイックルは便器を手軽に洗える「トイレクイックル」や
床用ワイパーの「クイックルワイパー」など簡単に
掃除ができるというのが特徴。
そのブランドに加えることによって、新しく「消費者の衛生を守る」
という新たなブランドイメージにも広げようというわけです。![]()
大事なことはそれぞれのブランドコンセプトがはっきりしている
ということです。
はっきりしているから、すぐにクイックルのブランドで発売しようと
なるわけです。
ブランドの資産を生かしつつ、新たな付加価値を加えて発展させる。
これこそがブランド戦略の技と言えるんでないでしょうか。
もうひとつ大事なことが、売上が落ち込んでいくブランドを
立て直すことは難しいということです。
だから、ブランドを移行していくんです。
花王の商品でいうと、マイペットです。
生活環境の変化で床や窓掃除をしない家庭が増え、主力のガラス用や
フローリング用の売上が落ち込んでいました。
そこで花王はマイペットのガラス用、フローリング用を
マジックリンブランドに移行。
マジックリンは強い汚れを落とす掃除用品としても認知度が高い。
そのブランドイメージを生かし新たな商品として復活させたんです。
前年に比べて2倍以上の売上を記録したといいます。
どのメーカも理解していると思いますが、
「日本の消費者は商品を見る目が世界一厳しい」んです。![]()
いつの時代も消費者の心を読み違えるとすぐに飽きられ衰退していく。
ほんとに恐ろしい時代です。
ただ、今の時代、やっぱり長寿ブランドが存在価値を発揮します。
よく言われることですが、一人の新規客を獲得するより、
一人のリピーターを獲得するほうがコストがかかりません。
集客より、顧客化ということです。
みなさんの会社のブランド戦略に技はありますか?
大企業だからブランド戦略があるではなく中小企業だからこそ
ブランド戦略が重要なんです。
今回の成功例を生かしぜひみなさんの会社でも
取り組んでみてください。
花王が大企業になったのも会社が小さいころに
ブランド戦略に取り組んだからなんですから。![]()
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感じる事ができる能力を磨き自分の栄養にしていきます。
寛平さんありがとうございます。
今回のニュースを見てみんながショックを受けたと思うんですが
また元気を与えられるひとがたくさんいてるんではないでしょうか。
寛平さんがんばれ!!![]()



