頭に、ふとよぎったイチロー選手の言葉。
イチロー選手が、史上初の9年連続200本安打を達成!!
本当に凄すぎる!!これ以外の言葉はみつかりません。
本当にあめでとうございます。
ただ本人にとっては通過点にすぎないと感じていると思いますが。
ふと頭によぎったので今日は「基準点の高さの違い」
という話をしたいと思います。
いつもイチロー選手が偉大な記録を出すたび、
この言葉を思い出します。
いつかのテレビのインタビューで
イチロー「自分は野球が下手なんです」
彼は本気で言ってました。なら自分も含めて世界中の野球を
やってる人はどうなるんやという感じですが。
その後なぜそう思うのか?の質問に対しては、
「本来10回バッターボックスに立ったら、10回出塁
しなければいけない。でも自分は4割も打ててないんですから・・・・」
このインタビューを観てて、正直、感動というか、
かなり熱くなったことを覚えています。
これこそ今日のテーマの「基準点の高さの違い」です。
例えばイチロー選手の言葉でいうと、
10割を基準点におくと、彼は「すごい野球が下手」になります。
4割を基準点におくと、「もう少し」あるいは「まだまだ」でしょう。
3割を基準点におくと、「野球が上手い人」になります。
要は、「人に能力があるかどうか」ということの評価は、
全て最初に設定する基準点によるんです。
20代のデザイナーの人でもイチロー選手のように、
もともと基準点を高くおいていると今の自分をみて
「まだまだ今の自分は能力が足りない」と思い、
逆にもともと基準点を低くおいている人は
「まぁまぁ自分はいけてる」と思うんです。
この「まぁまぁ自分はいけてる」というのが一番怖いところです。
こう思ってしまうと2つの問題が起きます。
ひとつは、基準点の低さによって成長がとまる。
もうひとつは謙虚さがなくなり、周りからの信頼を失う。
結果として、今以上に工夫や努力を怠り、
成長が止まる確率が高くなるというわけです。
なにを隠そう、20代のある時期の自分が
「まぁまぁ自分はいけてる」になってました。恥ずかしながら・・
いや「自分は相当イケてる」ぐらい思っていたように思います。
では、なぜ自分はそうなったんでしょうか?
繰り返しになりますが、それは「基準点が低かったからです」。
ではなぜ若い頃は基準点が低くなってしまうんでしょうか?
それは、
「世の中には、今の自分では想像できないくらいとてつもなく
凄い人がいる」ということを全くわかっていなかったからです。
ではなぜわかっていなかったんでしょうか?
答えは単純です。
「とてつもなく凄い人と接点がなかった」からです。
「家族」や「友人」「会社の同僚」「いつもの取引先」など限られた
狭い世界の人としか接点を持っていなかったんです。
それにより、基準点が低くなったというわけです。
みなさんはそんなふうになってませんか?
では、「とてつもなく凄い人」と接点を持つには
どうしたらいいんでしょうか?
これには2つあり、ひとつは、「とてつもなく凄い人」と
実際に生で会う。これはなかなか簡単ではないですが、
一番効果があります。
もうひとつは誰でもできます。
それは「とてつもなく凄い人」が書いた本を読むことです。
本というのは本当にありがたいとしか言いようがありません。
「とてつもなく凄い人」が書いた本を読み、その人の考え方や
行動を身につけ自分のために行動ができるからです。
みなさんは本を月に何冊読みますか?
あまり読まないという人は今日からすぐ本を読んでください。
今の自分はまだまだ未熟だと実感しますから。
くれぐれも「今の自分」ですよ。
「ずっとまだまだ」と思ってしまうと、自信喪失し、
落ち込んでしまいますから。
あくまで、「今の自分がまだまだ」であって
未来は必ず「とてつもなく凄い自分になれる」と
思うことも大切なんで。
若きデザイナー頑張れ!!
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