ネーミングで親近感、売上が大幅にアップ!!飲料篇
おはようございます!
先週末は春というより、夏というほど熱い日が続きましたねぇ。
近所の川にいくとバーベキューをしている人がたくさんいてました。
見てるだけでしたが、BBQはやっぱりいいですねぇ。
では、今週もよろしくお願いいたします。
今日は商品やサービスにはネーミングが重要だという
誰もが知っている成功例を紹介させていただきます。
「ネーミング」は商品やサービスのブランド構築に
重要な役割を担う要素です。
商品の存在価値を高め、売上も大きく左右することから、
ネーミングに知恵を絞り、社運を賭けてチカラを注ぐ企業が
多くあります。
その企業のひとつが伊藤園の「お~いお茶 」です。
誰もが一度は買ったことがあるんではないでしょうか。
まず「お~いお茶 」になるまえに、
伊藤園が世界初の缶入り緑茶を開発し、
発売したのが1985年。
当初のブランド名は「缶煎茶」でした。
ごくノーマルなネーミングです。
しかも「煎茶」の読み方がわかりませんとの
問い合わせが多くあったといいます。
煎茶という言葉になじみが薄いためなかなか浸透しない
という結果に終わりました。
その後アンケート調査で
「日本人は緑茶に家庭的なぬくもりと日常性を感じる」ということ
がわかってき、そのイメージにあうコピーを探したところ
70年代の緑茶商品のCMである俳優さんが
「お~いお茶」と呼びかけるシーンがあり、
その呼びかけがイメージピッタリということでそのまま
商品名にしたとか。(伊藤園HPより)
ブランド名の変更前と変更後の
日本ブランド戦略研究所
の調査によると、
「インパクトがある」は
「缶煎茶」5ポイントに対し、「お~いお茶」52ポイント。
「親近感がわく」は
「缶煎茶」18ポイントに対し、「お~いお茶」57ポイント
と大幅なプラス効果がみられ、年々売上を拡大していき、
ネーミングの重要性を業界各社に浸透させました。
特に親近感がアップしたことが売上を
拡大させた要因だと思います。
この結果はネーミングひとつで消費者の印象が大きく
変わるという成功例です。
当社でもネーミングの提案も数多くしていますが、
やはりポイントは
「徹底的に消費者の立場にたって考える」ということです。
みなさんの会社でも新たなブランドを立ち上げたり、
ブランド名を変更したりする場合があると思いますが、
ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
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