商品開発のデザインも常に進化し続けなければいけない!!便器(家庭日用品)篇
おはようございます!
3月も残りわずかです。地域によっては桜も開花していると
思いますが、夜はまだ冷える日もあるんで、身体に気をつけて
ください。自分の娘も先週末ずっと寝込んでましたんで。。。
では、よろしくお願いいたします。
自分は仕事がら、トイレ用品やトイレそのもの自体をできる限り
見るようにしているんですが、
みなさんはTOTOの便器
「ネオレスト ハイブリッド 」
を知ってますか?
発売から1年もしないうちに4万台を超え、便器としては
異例の数だといいます。
他メーカーの「アラウーノ」は知ってるけど
という人も多いのではないでしょうか?
「アラウーノ」はネーミングのインパクトが勝利だと思いますが、
ネーミングのことはまた別の機会に書きたいと思います。
話は戻り、この「ネオレスト ハイブリッド 」は社内から精鋭を集めた
プロジェクトチームによって開発されたとのことで、
市場で評価を受けた点としては、設置やメンテナンスが簡単
というのはもちろん、節水性、省スペースで可能という点のようです。
「ネオレスト ハイブリッド 」のルーツは「ネオレスト EX」です。
ただ従来と一番違う点は、タンクを内蔵した点です。
便器の形状はタンクレスのままです。
高いところにいくと水圧は下がるため、マンションや高台では
無理がある。
水圧が弱くなると汚れが落ちにくいというわけです。
高いビルで手洗いのときどうも水が勢いよく
でないことってありますよねぇ。
ただ競合他社もでできたり、市場が増えてきたということもあり、
高層階では汚れが落ちにくいなんてお客さんに言うこと
なんてできないためそれを改善する必要があったわけです。
水圧の問題を解決するため、タンクは設置するが、
デザインはタンクレスで便器に内蔵し、
洗浄時に新開発ポンプで水を送りだすということで解決しました。
便器内蔵のタンクの洗浄は約5.5リットルと外付けタンクに
比べて半分以下。
なんかややこしいことを書いたかもしれませんが、
要は、水圧が低い高層階でも、その環境に対応したデザイン性
の高さを保ちながら優れた開発力により少ない水でも高い
洗浄効果を発揮する便器だということです。
ひとつ問題点を挙げるとすれば、ライバル会社の高級便器
市場に対する攻勢に対抗するため、開発期間に余裕がなく
前モデルのデザインを流用した部分もあり、デザインが早い
時期に消費者に受け入れられなくなる可能性がある
ということでしょうか。
ただ開発担当の方が、そこに気づき次の手を打っていれば
問題はないと思います。
みなさんの会社でも、ライバル会社に対抗するため、
デザインを前モデルや、過去のままでなんて商品はないですか?
自分は「デザインは常に進化し続けます。」
という言葉をお客さんにいつも伝えるようにしています。
商品開発においてもデザインの重要性に気づき、
ぜひぜ参考にしてみてはいかがでしょうか。
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