まだまだ埋もれているアイデアやデザインはたくさんある!文具篇 | 大阪・梅田のパッケージデザイン会社ではたらく社員のブログ

まだまだ埋もれているアイデアやデザインはたくさんある!文具篇

おはようございます!


最近少し残念な出来事がありました。

世の中なかなか思うようにはいかないということだと思いますが。。。


ゆとり世代

みなさんはゆとり世代についてどうおもいますか?

自分もまだまだ勉強が必要だと痛感しています。。。。

では、よろしくお願いいたします。



最近みなさんはコンパスってつかってますか?文具のコンパスです。

なかなか使う機会がない人が多いと思いますが、発売して1年も

経ってないんですが、既に10万個を売ったコンパスがあります。


名前はレイメイ藤井のコンパスで「ペンパス 」。


ペンパス

従来のコンパスの購入者層は小中学生が9割を占めていた

そうですが、このペンパスは20代~50代の人が半数。


価格は通常のコンパスの約3倍。

ペン型のデザインが人気の秘密で、


「使うあてもないのに、つい買ってしまった」

という人が結構いるみたいです。

従来のコンパスは芯や鉛筆を取り付ける器具がかさばるために、

専用ケースが必要でした。


でも「ペンパス」は脚部の中に芯を組み込んでいて、

閉じたときは1本のペンの形状になり、誤って針で手を傷つけない

ように先端にキャップも付いています。

筆箱にも普通に入るし、胸のポケットにも入ります。

よく考えられていますよねぇ。というか、

なんで今までこんな商品がなかったのかが不思議なくらいです。


世の中にはまだまだ埋もれているアイデアやデザインが

いっぱいあるって思いますよね!

「ペンパス」発売当初は、学童用で発売して、販売促進もほとんど

していなかったにもかかわらず、斬新なデザインとカラフルな色が

話題になり、口コミを通じて広まったみたいです。


最近、コンパスは少子化や100円ショップの台頭で販売が伸び悩んで
いたみたいですが、斬新なデザインとカラーリングを導入して、

高価格商品にもかかわらず、新たな市場を開拓した商品開発の
成功事例です。


しかも年内には「ペンパス」の新型として、シャープペンシルを

内蔵した商品を発売するとか。価格は840円(予定)です。

結構しますねぇ。


どうせなら、もっと高性能で値段も高くしてもいいような

気もしますが・・・・。

みなさんの会社の商品開発も、今までと同様ではなく、

新たな切り口やデザインで商品開発してみはいかがでしょうか?