くら寿司田中社長の講演に行ってきました! | 大阪・梅田のパッケージデザイン会社ではたらく社員のブログ

くら寿司田中社長の講演に行ってきました!

先日、くら寿司 の田中社長の講演に行ってきました。
就職活動中の方達にも、きっと役に立つと思い

紹介させていただきます。独自のシステムをつくり上げた

ということで、知られている会社です。

定期的に講演に出かけて情報をみなさんに出せればと

思っておりますのでよろしくお願いいたします。



くら寿司の田中社長のことは以前から自分は知っていました。

ただ、テレビ番組に出ていたのを1回みた。という程度です。


でもなぜか忘れられない社長の一人でした。

恐らく、コテコテの大阪弁でしゃべって、熱い人だったからです。
実際にお会いしても、テレビでみたそのまんまの人でした。


それではまず田中社長と会社のプロフィールを紹介します。


くら寿司


1977年 5月 一般的な寿司店として大阪府堺市に開店
1984年 7月 堺市中百舌鳥店(1号店)を開店
1990年 9月 株式会社くら寿司設立
1995年11月 株式会社くらコーポレーション設立
1996年 7月 「自動皿カウント・水回収システム」導入(平成9年4月特許取得)
1997年 2月 「QRコード時間管理システム」導入(平成10年3月特許取得)
2001年 5月 ナスダック・ジャパン(現ヘラクレス)上場
2004年10月 東京証券取引所2部上場
2005年10月 東京証券取引所1部上場
2008年 1月 米国ロサンゼルス市に海外1号店をオープン


資本金20億円
売上高484億円
従業員数 
正社員       682名
アルバイト・パート 11,000名(8時間換算4,525名)
店舗数       198店舗(平成20年4月15日現在)


起業のきっかけは、父親が寿司屋をやっていたということも

あるみたいですが、寿司屋というのは、昔から商品力があるが、

従事する人間にわがままな職人が多いため、

勝つチャンスはいくらでもあると考えていたからだそうです。


要は、味のおいしい寿司をつくるのにこだわる人がいたとしても、

価格戦略やロケーション、接客のことまで考えてする人がほとんど

いないということです。


というか職人のため、考えることができないと言っておられました!


みなさんのまわりの寿司屋さんはどうですか?
結構うなずけますよねぇ。


あと、田中社長のこだわりが自社にしかない独自のシステムを

とり入れる。
ということを強く言っておられました。


まずは、時間制限管理システム。

お皿にQRコードをつけ、レーンを回り始めてから

30分以上経過しているすしを

自動的に判別して、廃棄するシステムだそうです。
これ、すごくないですか!


また、製造個数を管理するシステムでは、

店のレジの横にある大人何人、子供何人と入力してもらい
機械で人数を把握して、製造個数を決めているんです。

なにげなく人数を打ち込んでますが、
これによって、お寿司を出す数量をきめてるんですねぇ。

なるほどって思いました!


そして、おもしろかったのが、お皿の水回収システムです。

当初は食べ終わったお皿をテーブルにおいて、

接客の女性が回収していたそうですが、これを女性のお客さんが

すごくいやがるそうです。それは20皿、30皿テーブルにおいていると、

「こんなにたくさん食べたのか」


と思われるからです。

そして、だいたい接客に向いている店員さんは
か細い女性が多いそうで、とてもじゃないけど、40皿も食べられたら、

重くて持ち上げられないそうです。

そこで考えたのが、食べ終わったお皿を投入口に入れると、

厨房にある回収トラフへと運ばれる仕組み。

お皿の投入口には枚数カウンターがついているので、

皿を何枚いれたのかも一目で分かる。
数え間違いもなくなり、お客さんも納得して食べれるということです。


それから、裏話があって、くら寿司と言えば大阪発ということで、

お皿の投入口の枚数カウンターに割り箸を突っ込んでカウンターを

ゼロ(0枚)にする人がいたそうなんです。

これを聞いた水回収システムを造った担当者は、


「さすが!大阪の人はやることちゃいまんなぁ。。。」

ですって!

(くれぐれも、今はもう改善されてるのでカウンターは

ゼロにできませんからねぇ。)


そして、子供さんに大人気なのが、びっくらポンです!


これは、投入口にお皿を5枚いれると画面のルーレットが回転して、

当たりがでるとガチャ玉がもらえる。というものです。
中に入ってるのは、くら寿司オリジナルのおもちゃです!

ここでまた、笑いが起こったのが、投入口に40枚くらい

お皿をいれても当たりがでないお客さんから

「なんで当たらへんねん!おかしいんとちゃうか?」


というクレームが来るそうです。
で今度はやっと当たったら、


「こんなしょうむないもんいらんわ!」


ですって。
田中社長も「どうしろって言うねん。。。。」と嘆いておられました。




明日へつづく・・・・・・。