梅田のパッケージデザイン会社ではたらく採用担当者の就職活動採用日記No4~大企業に入りたいですか
おはようございます!
春らしいぽかぽか陽気で気持ちいいですねぇ。
今週もよろしくお願いいたします。
さて、今回は説明会や面接でみなさんをみてきて
最近どうも違うんじゃないか
と感じることについて書いてみようと思います。
よろしくお願いします。
最近感じることなんですが、特に学生さんですが、
「大手企業や人気企業に就職しなければ、自分は幸せになれない」
そう感じている学生さんがあまりにも多いように思います。
自分の親がバブル崩壊を経験してきているから、子供に大手企業
に行きなさい。
と言っているんでしょうか
就職を希望する全員が大手企業に就職できるはずはない。
それでも多くの学生が大手企業、人気企業に殺到しているようです。
正直自分は、
「就職ビジネスに騙されるな!」
と言いたい。
大手企業が人を幸せにしてくれるとは限らない。そんな時代は
とっくに終った!
そんなもんは高度経済成長期の話やろ!
大手企業なんて全体から見ればごく一部の会社だけにすぎない!
ってことぐらいわかるやろ
でも、採用側の企業も学生に対して、
「あなたは、この会社で何がしたいんですか?」
「将来当社でどういうことがしたいのですか?」
と聞いてくるようで。
企業側もうまく受け答えできた学生のみ次のステップに進んでもらう。
でもこれっておかしいんとちがうか?
まだ社会に出て働いたこともないのに、
なんでやりたいことがわかるのか。
その会社で将来何がしたいかなんて正面から答えられる
学生が何人いるのか?
何もわからないまま、迷ったまま、社会にでたらあかんのか。
大人は
「わからないことは恥ずかしいことではない。
わからなければわかる人に聞け!聞いて教えてもらえ!」
と言ってるんではないのか?
なぜ、就職活動にだけは答えを求めたがるのか?
違うだろ!といつも感じている。
しかし、「将来のことはよくわかりません。」
と正直に答えてしまったら、間違いなくそこで落とされるだろう。
その学生の人柄や誠実さや、能力にまったく関係なく。
器用に対応できる人だけが、次のステップに進んでいく。
もっと大切なものが無視されたままで・・・・・。
説明会や面接で就職活動に疲れているような顔をした人がいます。
そんな人に言いたいことは、
「大手企業、人気企業に就職したいなら、すればいい。
ただ、それが人生の全てじゃない。もっと大切なものとは、
言うまでもなく自分や!自分を偽り、就職活動に踊らされ、
自分を殺してする就職なんて何の意味もない。」
と強く言いたい。
望む企業に就職できなくても、たかが就職くらいで人生をあきらめるな!
自分らしく人生を歩いていくことのほうが大切や!
本当はみんなわかっていると思う。
何が大切で、何が重要かを。
でも企業は「わかっているが、人手が足りないために、
効率的に採用して、即戦力になりそうな人を強く望む」
と言う。
親も「わかっているが、将来のことを考えると大手企業の
ほうがまだ安心できる。」
学生も、企業も、親も身動きがとれなくなってしまっている。
蟻地獄にはまってしまったかのように・・・・・。
大手企業、人気企業、企業規模なんか関係ないと思います。
自分の価値観に重なり、良くしたい会社を選ぶべきだと思う。
就職とは、良い会社をつくることであり、会社に入って自分自身を
高めることだと思います。
自分は、その会社と価値観が
重なるかが重要だとおもいますが。
みなさんはいかがでしょう?
これなら、あなたの固い頭を解き放ってくれるでしょう。
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