テレビやネットで目にするニュース
情報として淡々と伝えられる
事件や事故の向こう側には
当然、リアルがある。
無痛分娩の事故で
赤ちゃんを残して亡くなった
ちえさん。
「分娩中の事故で亡くなりました」
この字面ではなかなかリアルは感じられないが
お姑さんのそらタンさんのブログにある
出産前のLINE。
リアルです。
まさか、翌日
こんなことになるとは
誰が想像したでしょうか。
起きてしまったから
あのときこうしていたら
と無念の思い、後悔の気持ちが
うまれますが
おきてからでは遅い。
どんな選択も
リスクとメリット
それを天秤にかけて
選択をするとおもいますが
命がけの出産です。
無痛分娩を選ぶメリットとリスク
私の中では完全に
天秤は100:0です。
だって、そこには
何よりも守りたい我が子の命と
自分の命があるから。
痛みを軽減させる
たかだかそれだけの為に
2つの命かけたくないです。
でも、これは
ちえさんの命が教えてくれたことです。
源のことがなかったら
私はそらタンさんを知らなかったでしょう。
無痛分娩いいな~
と思っていたかもしれません。
病院は絶対安心
お医者さんが言うなら間違えない
ではなく、
自分できちんと
知ろうとすることも大切。
産科ではないけれど
知り合いの看護師さんの話です。
自分もまだ新人で教えてもらいたい
立場なのに
人員不足で自分が指導係を
やらされていると![]()
こ、こわいですね…
でも、それは
内部を知らない患者さんには
知る由のない事実。
先日、私が出産する病院の
出産費用が高いという記事を
書きましたが
ブラック産院は
スタッフの数がとても少なく
余裕のない状態で
回しているというブログを読みました![]()
先日あった友人が産んだクリニックは
お祝い膳にコース料理が
でくるようなところなのですが
手出しは10万程度で安かったと
言っていました。
でも、分娩時に医師が間に合わなかった
と笑って話していました![]()
私が産む病院は高すぎるけど
きっと、十分な数のスタッフが
いるんだろうと感じました。
(蓋を開けてみないと分からないけど
)
そういえば、胎動感じず
休日に産科に駆け込んだ時
はじめて病棟に入りましたが
ナースステーションに
結構な人数の看護師さんが
座っているのが見えました![]()
どんなときも
命の手綱は自分で握る。
妊婦さんは
2人分の命の手綱を握ってる![]()
絶対に離してはいけない。
産まれたら赤ちゃんに飲まされる
K2シロップ。
これって何?
なんのため?
と思ったので
調べました![]()
※k2シロップが悪いという意味ではありません。
なんだかよくわかんないけど
やるのが当たり前だから
予防接種も全部うちます![]()
じゃなくて、
調べます。
カンガルーケア?
なんか良いっていう噂だよね!
じゃなくて、調べます。
事故、結構おきてます。
メリット、デメリットを知った上で
自分は何を選択するか![]()
医療は、私達の身体が危機のとき
助けになってくれますが
病院や先生によっては
言われるがまま
されるがままでは危険なときもあるよ、ということだと思うのです。
もちろん、
こういう問題の根本はどこにあるのか
掘り下げて問題提起するのも
大切なことかもしれませんが、
取り急ぎ、
自分の身は自分で守る
(できる範囲で調べる)
自分の選択に責任を持つ
これは、医療に限らずどんなときでも
特にこれからの時代
必要なことだと感じています![]()
産科の先生は
帝王切開が面倒で
リスクあるのに
計画分娩させる人もいるって、
なるほどー
知りませんでした。
逆の先生もいるかもしれませんね。
病院選びは慎重にですね。
妊婦さんの悲しい事故が
減りますように
命の誕生が
歓びの瞬間であるように
心から願います![]()
追記
看護師さんから、医療を否定しないでとコメントいただきました。
私は源のときも、妊娠中の今も、医療に支えられ、助けてもらってきました。人の命を預かる重責のあるお仕事。
震災で亡くなった義母は、看護師でした。
患者さんを上の階へ避難させる為に逃げ遅れて津波で亡くなりました。
任務を全うし、仕事に命を捧げた人。
日々、人の命と向き合っている看護師さんだからこその犠牲だったと思います。
誰にでもできるお仕事じゃないです。尊敬しています。
医療を否定する意図の記事ではありません。
なんとなく流されて他人任せではなく、自分で知る努力をした上での判断が必要だということを伝えたかったのです。
ブログは、湧き上がる感情があるとき、その熱さがあるうちに勢いでいつも書きます。
発する側と、受ける側。
どう受け取るかは受け手が何を投影するかなので
発する側にはコントロール不可。
でも、今回いただいたコメントは、丁寧に言葉を紡ごうと思うきっかけになりました![]()
ありがとうございました。