※死産に関する記事です。
当初の予定は
月曜日午後に入院
夕方にラミナリアで
子宮口を広げる処置
翌日午前に入れ替えて
この日いっぱい
かかるでしょう
翌日、促進剤で
分娩にむけて
個人差あるが
まぁ、1日〜2日みて
という進行予定。
ところがどっこい
入院初夜
眠りにつくと
じわじわと生理痛のような
痛みが、、、
ラミナリアのせいだろうと
生理痛に慣れている
私は、ナースコール
押すほどじゃないと
我慢。
今思えば、あれ陣痛でしたね（笑）
朝6時くらい
いよいよ痛い！
ナースコールおすと
看護師さん二人かけつけ
「あーかなりしっかり
張ってるね！先生よんで！」
えっ、そんな？
そこからは
あっという間にLDRに移動
7時くらいかな。
お産スタート！
救急車にお世話になる
レベルの生理痛経験者
としてはまだまだ余裕
息は止めずにね
完璧！
と余裕かましてました。。。
張りがとても強かったようで
こりゃ痛いねー
と慰めてくれましたが
最後は、この世の終わり
もう切ってくださいと
懇願しました（笑）
というのも、
源ちゃんは横子
先生何度か外回転の処置で
一生懸命まわしてくれたけど
ビクともしなかったゲン
その処置は
陣痛真最中にも行われ
ぎゃーーーーー
やめてーーー！！
と大絶叫
ベテラン先生二人がかりで
腹をグリグリ、、、
「だめだな、、、」
意識朦朧の中
先が見えない不安と激痛に
失神寸前（笑）
結局、麻酔をかけて
内回転
（下から手を突っ込んで中から回す）
をするとのこと。
麻酔
一筋の希望、、、
かなりイレギュラーな
処置らしく
LDR内はバタバタ
あっという間に人が
いっぱい！
看護師さんもテンパってるのが
分かり、先生から
主人にリスクの説明や同意書
早く、早く麻酔を、、、
と呟きつつも
室内の混乱に
本当に死ぬんじゃないかと
不安に襲われました
下半身だけ麻酔で麻痺
みるみる痛みも消えていく
あー痛くないって
こんなに幸せ、、、
無事にゲンちゃん回転して
逆子の状態に。
麻酔は3時間くらい
切れるまで時間かかるから
その後陣痛が復活しなければ
促進剤で、、、
という説明。
まじか。
またか。。。
麻酔切れるまで
休みましょうと
担当看護師さんと
二人に。
※ちょっと生々しいお話なので
苦手な方はご注意ください。
張りをみるモニターを装着し
ハリがないことを確認。
ふと、看護師さん
出血みますね〜と
（あっ）
と、慌ててドクターに電話
何？！
と思ったら
「先生、赤ちゃんでてます！」
えーーー
そんなことあるー？！（笑）
と私、大爆笑
先生も笑顔で入室。
おーよかったよかった！って。
胎盤も出てますね！
って（笑）
下半身麻痺してるので
なんの感覚もなく
究極の無痛分娩でした
張りはなかったから
ゲンちゃん自分ででてきたんだね。
と後から看護師さん。
なんで横むいてんのー
頼むから戻ってー
と何度も思ったけど
私に負担がないように
そうしてくれてたんだね
最後まで親孝行な息子でした。
初産なのに
子宮口全開まで
5時間
更には促進剤使わずに
自然に陣痛がおきて
子宮の戻りもとても良く
後陣痛もほぼなし。
縫合部の痛みも
なぜだか無し。
麻酔のぬけも早く
先生や看護師さんに
究極の安産体質だね！
本当に素晴らしい！
と褒めていただき
私は、ピンシャン
ニッコニコで
しゃきしゃき歩いて
病室に戻るのでした
結局7時間くらいかな？
一泊2日で出産完了！
我が子との対面は
どんな気持ちになるかと
思っていたけれど
「あーおつかれおつかれ！
よくやったよくやった！
ご苦労だったなー！
頑張ったね！」
といった感じ。
涙はなく、3人とも
やりきったね！
と満足感でした
死産なのに
陣痛おこして出産
かわいそう
と思う方も多いでしょうけど
私としては、
一通り母としての経験を
させてもらえたことの
喜びが勝っています
子育ては
経験できなかったけど
ゲンちゃんが
私達を父と母に
してくれました
ありがとう