Let it be. -3ページ目

Let it be.

書きたいから書く。書きたくてしょうがないから。


今日は私がワーキングホリデーでカナダ、トロントに滞在していた時のことを振り返ろうと思う。


私が大学2年生の時、

「高校受験して大学入ったのに、何もしてないなぁ。遊べる時に遊んどこうとは思うけど、

こんなに時間もあるし、何かしたいなぁ」

そんなことを当時の私はぼんやりと考えていた。


私の大学は国際交流が盛んな大学で、留学生もたくさん来ていたので、

「海外留学」という言葉に連想する機会は無意識にも多かったと思う。

また、ここ数年でITやSNSの発達もあり、

「グローバル化」という言葉がトレンドになっていた。

そんなこともあり、

「一年間海外に行こう」と決めた。


学生の私が最初に思いついたのが、

大学提携の「交換留学」だった。

ただ、大学の提携先ということで、

定員があったり、成績での審査があったり、

自由度が少なかった(成績があまり良くない私には)。


それ以上に一番大きいかったのは、

「お金」の問題。

やはりここが一番シビアだったので、

当たり前の話ではあるが、

ここをなんとか解決しないと海外には行けない。


向こうでの生活費をいかに工面するのか。


そうなった時に、一番いいと思ったのが「ワーキングホリデー」だった。

何せ向こうで働けるのだから。

そうとは言っても、仕事が決まるまでの滞在費や飛行機代、海外保険など、

諸々かかってくるものはある。

語学学校も行ってみたいなと思い、

計算してみるとざっと100万円は必要だなという計算になった。

「100万かぁ、なかなかの額だな」

ただ逆に言えば、100万円あれば海外生活ができるということ。

「よし、やることは一つだな」


そこからはバイト三昧の日々。

夏休みも朝から夕方までは引越しのアルバイト、

夜は居酒屋でアルバイトを掛け持ちし、

夏休みだけで50万円貯めることができた。

海外留学する学生の多くは、親にお金を工面してもらうことが多いだろう。

お金に余裕がある家庭に生まれたなら、

それを有効活用することは別に悪いことではないと思う。

ただ、私の家にはそのような余裕はなかったので(決して貧乏ではないが)、

自分でお金を稼ぐという方法しかなかった。

しかし、

この「自分で稼いだお金で海外に行き、向こうでも自分で稼いで生活する」ということが、

自分の留学の肝になったと思う。(その話はまた後日)


とにかく、

そんなこんなでなんとか120万円までお金を工面することができ、

大学2年生の3月にトロント行きの飛行機に乗ることができた。


続く








via Koike's Ownd
Your own website,
Ameba Ownd