先日
警察にお勤めの
男性患者さんに
鍼治療させて頂きました。
警察内での柔道の大会が
今週金曜に行われるという事で
猛練習中。
腕を回した際に
右肩関節の前方に痛みと
肩甲骨内側上縁に
張り感があり、痛みは朝起きた時が最も強い。練習後も痛みはあるが朝ほどではない。
３回目の来院で
今日は全身の鍼治療を
希望されました。
体質で特に気になった部分は
最近特に便秘症状が強く
ひどい時は１週間出ない事も
あるそう。
食事の量は
いつもとても多く
食べたぶんは
何処に行ったのかと
思うくらい。
喉の乾きが強く
汗かきで首から上に
特によく汗をかくそうです。
脈は消化器を表す場所が
他に比べて弱かった事
お腹を押して
圧痛が出たところも
消化器や大腸を表す場所でした。
お腹を人体に見立てた時に
右肩を表しているのが、
押して痛みの出た
消化器の場所です。
水の巡りが良くないのか
舌にも湿気が余分に
含まれていました。
消化器の機能を高め、
水を動かし
胃腸に起こる熱を抑え
便通の改善もできる様に
鍼をしました。
右手の大腸経のツボへの鍼で
お腹の大腸の反応がほぼ消失。
後、右前胸部の筋肉の収縮が
きつく肩が前方に引かれている
ので、そこを緩めるよう足へ
鍼しました。
背部の鍼と肩周りと首への鍼で
治療を終了しました。
始めより頚肩部の張り感が弛み、
肩を回した時の痛みが
大分軽減 されました。
肩周りをお風呂などでしっかり温める事、定期的に胃腸を整える為に鍼治療を受けられる事を勧めました。
後はこれで
今週行われる柔道の大会で
好成績を修められる事を
願うばかりです。