20歳女性
主訴:顎関節症(顎が開きにくい)
西洋医学的病名:顎関節症
経過:3年前に歯列矯正をしてから右顎の痛み、開きづらさを自覚するようになった。
歯科医院では歯ぎしりが原因ということでマウスピースを使っての就寝を指導された。
3日前まで旅行に行っており、その際マウスピースを忘れていた。
旅行後、就寝時から右顎の違和感、痛み、開きづらさが顕著に出現し、改善が見られないので来院
随伴症状:肩の張り
東洋医学的診断:手陽明経筋病、肝鬱
治療:右腕骨、右二間、左太衝、大腸兪(-)、両脾兪
治療後、右顎の違和感の消失、痛み、開きづらさが軽減した。引き続き治療をしていく。