横山です。
3月1日(土)の診療終了後に、梅田院で玄武堂勉強会が行なわれました。
今回のお題は3つ。
難経75難から77難までと、
東洋医学概論の聞診部分の講義、
そしてマッサージ練習でした。
難経75難では、「東方実し、西方虚す」は、どういった病態か?について、検討しました。
東方実し、とは、肝実のことであり、西方虚す、とは肺虚のことです。
これは、熱が発生し、それが肌に異変を起こすことを指します。
すなわち、アトピー性皮膚炎が該当するのではないか、とのことでした。
この場合、難経での治療は、南方を瀉し北方を補す、ということなので、心経を瀉し、腎経を補す配穴を考えていきます。
また、花粉症にも、肝実肺虚のものがあります。
鼻が詰まり、目が痒くなるタイプのものです。
ただ本を読むのではなく、臨床でどのような患者さんがこれに相当するのか、その場合、患者さんはどんな脈をして、どんな腹をしているのか、などを想像しながら読むことが大切だと思いました。
あと少しで難経を読むのも終わりです。
頑張りましょう。
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