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山歩きとバイク旅

山歩きとバイクツーリングがメインです。

2025/09/06

1人で燧ケ岳に登ってきました。

ルートは

大清水~三平峠~尾瀬沼~沼尻~(ナデッ窪)~燧ケ岳~尾瀬御池~(バス)沼山峠~尾瀬沼~三平峠~大清水

の一回りです。

 

燧ケ岳は、毎回日帰りで登っていますが、ナデッ窪を登って長英新道を降りるか、長英新道のピストンかのいずれかです。今回のように尾瀬御池に降りたことはありません。(残雪期に尾瀬御池から往復したことはあります)

 

なんで今回こんなルートを取ったのかと言うと、7月にドクターと檜枝岐村の民宿一泊で燧裏林道から尾瀬御池に行った折「これ燧ケ岳を越えれば尾瀬御池に降りても日帰りできるんじゃないか?」と考えたのきっかけです。

 

んで、2002年版「山と高原地図」からコースタイムを算出してみました。

大清水から尾瀬御池までがちょうど8時間。沼山峠から大清水までが3時間15分。合計11時間15分でした。

 

尾瀬御池から沼山峠行きの最終バスが16:30ですから、朝5時に行動開始したとしても尾瀬御池が13:00ですので十分間に合います。ということで、先週妙高山を登って体が「山慣れ」しているうちにと思って本日出かけてきました。

 

朝4:20頃に大清水駐車場に到着。一ノ瀬までのバスは往復とも「使わない」と決めていましたし、本日は長丁場なので明るくなるのを待たずに行動開始しました。おかげで、30分くらいですが久しぶりにヘッデンの明かりで歩きました。

 

 

ここまで、女性一人とすれ違っただけで、他に人影はありませんでした。やっぱ山は静かなのがいいですね。

 

本日登る「ナデッ窪」がちょうど影になってルートがはっきりわかります。まあ見るからに急登ですよね。その分山頂までの距離は短いですけど。

 

沼尻の手前です。この雰囲気が好きなんですよね。

 

誰もいない沼尻小屋で小休止。ほんと静かで落ち着いています。

 

沼尻からナデッ窪への木道。

 

燧ケ岳(爼嵓)まで2.7kmだそうです。ちなみに長英新道だと5.4kmありますので、ナデッ窪がいかに急登かわかります。

 

登山道は明瞭ですが、いかにも「あまり歩く人がいない」という感じです。

ちなみに、尾瀬保護財団のサイトによると「ナデッ窪は管理された登山道ではありませんので、ご利用される際には怪我等のないよう十分にお気をつけください」だそうです。

 

登山道は最初から最後(長英新道との合流点)までこんな調子です。まんま「枯れ沢」ですね。

「管理されていない」となっていましたが、ちゃんと刈払いされていました。

 

 

樹林帯から抜け出して、長英新道との合流点までもうひと頑張りです。

 

と思ったのもつかの間で、なかなか鞍部に出ません。ほんとに長く感じました。ナデッ窪を登るのは残雪期を含めて3回目(だったはず)なんですけど、今回が一番きつかったです。歳ですね。

 

2017年4月のナデッ窪です。ここまで綺麗に埋まっていると、雪があったほうが楽に登れるかも。

 

振り返ってみた尾瀬沼。かなり登ってきたのがわかります。

 

尾瀬沼の標高が1665m、燧ケ岳(爼嵓)の標高が2346mですので、標高差は681mです。山登りでは681mの標高差は少ない方だと思いますが、なにせ急登で足場が悪いので標高差以上に疲れます。

 

ようやく急登が終わり

 

長英新道との合流点に到着しました。いやーーー疲れました。

 

ここまで、大清水から女性登山者一人とすれ違っただけでしたが、長英新道と合流したとたんに数人の登山者の話し声が聞こえてきました。正直ガッカリでしたが、さすがに山頂まで私一人なんてよっぽど運がいいか、厳冬期でもなければなかなかないですよね。

 

ここまでくれば、俎嵓までもう少しです。

 

俎嵓からの展望です。

 

 

燧ケ岳山頂の「柴安嵓」です。本日はパスしました。標高差で50m下って登り返しが往復になりますので、長丁場の本日はちょっと足にきつすぎます。

 

山頂へは、コースタイムより1時間ほど早く到着しました。その分ゆっくり休めばよかったんですけど、一人で話し相手もいないし、山頂も賑やかだしで10分ほどの休憩で下り始めました。

 

こちらの登山道も荒れてます。先週の妙高山と同じで「石ゴロゴロの河原状態」です。

 

 

熊沢田代。妙高山と違って、途中にこんな湿原があるので気持ちが癒されます。

 

遥か下に尾瀬御池の建物が見えました。遠い・・・・・

 

湿原で癒されますが、すぐにこんな歩きにくい急な下りになります。

 

 

2002年5月の御池→燧ケ岳ルートです。雪がツボ足でも潜らないくらい締まっている前提ですが、こっちも積雪期の方が楽そうです。この状態ならどこでも歩けますし。

 

やっと降りきりました。ここから御池の駐車場まで50m。もう着いたも同然ですね。

 

 

大清水から尾瀬御池まで6時間30分でした。コースタイムが8時間ですので、還暦過ぎたおじさんにしては頑張ったと思います。

 

尾瀬御池には11時少し過ぎたくらいに到着しましたので、沼山峠行きのシャトルバスは11:30に乗ることができました。ちなみにシャトルバスは30分間隔で運行されています。料金は800円です。バスに乗ったのは私と若者2人の3人のみでした。

 

バスまで時間があったので、乾いた喉をコーラで潤しました。こういう時のコーラとかサイダーってたまらなく美味しいんですよね。(飲める人ならビールなんでしょうけど)

 

沼山峠です。尾瀬御池からバスで20分ほど。

 

沼山峠登山口。沼山峠から尾瀬に入るのは7月に続いて2回目です。

 

沼山峠は、標高差で登山口から80m登って尾瀬沼まで120m降ります。木道が整備されているので歩きやすくて助かります。

 

大江湿原。この日は天気もいいし、人も少ないしで気持ちよく歩けました。ポツポツしか人影を見ませんでした。

 

あれに登ってきたのかと思うと一気に疲れますね。

 

これで一周です。三平峠までが本日最後の登りになります。さすがに足が辛くてかなりゆっくり登りました。

 

三平峠。あとは降りのみ。ここでC国からの方と思われる4人パーティに遭遇。声は大きいし、あげくにあちらの歌まで歌いだしてしまって今までの静けさが嘘のよう。最後にひと頑張りで件のパーティを追い越しました。

 

一ノ瀬。ここからバスに乗ろうかかなり心が揺れまくりましたが、ここまで頑張ったので歩き通すことにしました。と言うのは見栄を張ってみただけで、ほんとは「バス代1000円あれば帰りに美味しいもの食べたほうがいいや」が本音です。

 

無事到着しました。ちょうど15時でしたので、出発から10時間30分。行動時間はバスの時間を除いて9時間30分でした。

 

久しぶりの長時間行動でさすがに疲労困憊でした。