一敷地には電気は一引き込みが原則ですが裏技も大事なのです。 | 現場監督裏日記 3.0 

一敷地には電気は一引き込みが原則ですが裏技も大事なのです。

ピンです。


たまには建築業のお話も・・・。


実は先週とある複合施設(テナントビル)の移転計画のお手伝いに・・・。


さて、ここの施設。


高圧のキュービクルより、複数のテナントが稼動しております。


順次移転していくのですが、問題は高圧のキュービクルの撤去時期。


当然「最後に撤去」ってのが当たり前の話なのですが、


「部分停電回数も多く、他テナントに迷惑を掛ける。」


って事で、複雑な夜間停電~盛替え復旧スケジュールが計画されていました。


オマケに高圧キュービクル停止~撤去~後工程迄のスケジュールがとんでもなく突貫工事になっておりました。


(電気の事がよく判らない人に簡単な説明:電気の引き込みは高圧引き込み、低圧引き込み2種類あります。高圧引き込みは字の通り、大容量が使えますが、敷地内にピラーBOXとか、電気の設備が大掛かりになります。一方低圧引き込みは大容量は引けません。その分建物内設備は殆ど無いといっていいでしょう。ちなみに料金は低圧引き込みの方が高いです。高圧設備は客が敷地内で設備を持っているのに対し、低圧引き込みは敷地に設備を持たない分電力会社がその設備費を客に請求しているのです。という事で納得していただけますかね?)


さて、そんな状況に対して新たな作戦を提案。

(というか、面倒な事は嫌いなのです)


「高圧キュービクルを先行して撤去して、必要なテナントにはそれぞれ低圧電気を事前に引き込んで、順次落としていけば?」


コレ、「一敷地、一引き込み」という電力会社の方針には合っていません。


もちろん低圧引き込みのほうがお金は高いです(工事用一時引き込みだから)


でもねぇ、工事切り替えミスによる停電リスクは回避できます。


さて、後は電力会社と交渉だけです。


もちろんお客様とグルになって、適当な、あ、いや適切な理由でお願いに行くのです。(店子が出て行かないとか、そんな理由ですよ(笑))


結果は「OK」


一敷地に瞬間的に「高圧1引き込み、低圧4引き込み」といったおかしな現場を確立したのです(馬鹿)


ただ、高圧キュービクルの切り替え時の停電リスクはなくなりました。


当然夜間作業は減り、電気屋さんは楽になる。


楽になった分、お金は低圧電力引き込み料金に当てましたが、安心料としては安いものです。


という風に、うまくいったので上司に報告したところ、


「そうか、楽な工事になったから、お前はコレ、見なくてもいいよな」


弊社では、利益が上がる現場を持っていたほうが担当者としては色々便利なのですがどうやら上司の現場にしてしまって・・・・・・・・・・・・・・・・。


まったく以前は「大変だ大変だ!」とか騒いでいて面倒押し付けていたくせに

まったく都合のいい奴だ!( ゚Д゚)ペッ


と、荒れている日曜日なのです。


さて、もう寝ますかね。明日も仕事じゃ。


ではでは。