現場監督が設計者に物申す(戯言っすよ)③
ピンです。
つづきです。
「現場監督が納得するデザイン変更」のお話を。
さて、途中「木を見て森を見ず」というお話をしましたが、まず設計者が言わなくてもオイラ達がわかりやすいデザインってのがあります。
「コンセプトが明快である事(無機質さを目指すとか、暖かさを目指すとか)」
「近代的か、レトロか」
「直線基調か、曲線を多用するか」
「無彩色か、暖色系か」
上の3つ、「明快」でしょ?
かつ、「たいていの人判りやすい」
設計者がこの事を最初に我々に明快に説明し、かつ、設計変更、デザイン、ディテールにこだわる時、このコンセプトから逸脱していなければ、我々も「納得しやすい」のは事実なのです。
というか、「異論挟めないでしょ?」
それが我々が思う設計者の素晴らしい所であり、こだわっていてもあまり気にならない処なのです。
ところがね、やはり世の中「お金」
そこで、ドコまで妥協するか?って事は結構あるわけで。
例えば、基本的に「曲線」のものってお金がかかります。
でもね、何らかの「コンセプト」が明快で、それに付随するものであれば、「VE、CD」の対象から外れる。
限りなく「曲面」で構成し、作る事に意義を感じて作れる。
直線も一緒。
特に「エッジを出すデザイン」が汎用品でなければ、デザインへのこだわりがあれば「特注品」も作ります。
それがオイラの役割であり、意義を感じるから。
でもね、デザインコンセプトから逸脱した大して説明できないようなもの。
こんなのとか、おかしく思うもの、同意できないものなんて「作りたくない」
当然追加だって吹っかけたくなる。(後が怖いのです。お客さんから直せと言われた時がね)
その部分だけ見て、「高級レバーハンドル、高級クロス、巾木、金物、」なんてもの選ぶ人居ますよね(笑)
一部分だけしか見えていないからせっかくの高級品が台無し!
「意味ないから、そんなの」って思うときが今の現場では多数。
それに、最後大事なのは「お客さんがどの程度そのデザインに理解しているのか」
最も大事な事。
あまりにもデザイン優先で、使い勝手を無視している時どうなるか?
限りなく、デザインと使い勝手を融合させてもらうのは設計者のお仕事だと思うのですが、この辺が難しいのよねぇ・・・。
ってな訳で、更に使い勝手のお話をそのうち、つづいたりして。
ではでは。